■ スレッドが大きすぎます。残念ながらこれ以上は書き込めません。 ■
- 1 名前:遥といいます^^ [2006/03/31(金) 16:52]
- 1人身の遥にはキビシイ季節でちゅ><
バイトばっかりで全然遊んでないし〜
誰か遥をカマってください〜ちなみに趣味はPC!
遥のMYペ−ジがあるの。日記&その日の気ままな
お写真もUPしてます(目から下側のね・・・w)
遥の寒くなっちゃった心と体ごと暖めてくれるような人
いないかなぁ?
http://s2.muryo-de.etowns.net/~marma/
- 2 名前:妄想 ◆VfLUITBY [2006/03/31(金) 21:42]
- 君が死んでからもう2年。
君は今も僕を見守ってくれているのかな?
君は、僕の生まれて初めて出来た彼女だった。
すごく嬉しくて、幸せだったなあ。
突然、白血病だって医者に宣告されてから、君は病室で日に日に弱っていった。
「病院ってひまねえ」って笑う君を見て、僕はいつも泣いていたんだ。
君の為に、僕の小汚いノートパソコンをあげたら、君はすごく喜んでくれたよね。
ネットをするようになった君がいつも見ていたサイト、それが「2チャンネル」だった。
ある日君はいつものように、笑いながら言った。「ほら、見て今日も2ゲット出来たよ。」
「あまりパソコンばっかいじってると身体に障るよ」なんて僕が注意すると、
「ごめんねえ。でもね、これ見てよ。
ほら、この3のひと、2げっとぉ!なんて言っちゃってさぁ、ふふ」
僕は黙っていた。君がすごく楽しそうで、僕は何も言えなかった。
「ほらみて、この3のひと、変な絵文字使ってくやしぃ〜!だって。
かわいいねえ。ふふ。」
僕はまだ黙っていた。笑う君を見て、どうしようもなく悲しくなった。
「憶えててくれるかなあ」君がふと言った。
「…この3のひと、私がいなくなっても、あの時変な奴に2をとられたんだよなー
なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいなぁ……」
それから数ヶ月後、君は家族と僕に見守れながら息を引き取った。
君はもうこの世に居ない、なのに僕は今F5を連続でクリックしている。
君の事を、3のひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。
天国にいる君と一緒に、今ここに刻み込む。
2 ゲ ッ ト
- 3 名前:名無したん@はにゃ〜ん [2006/09/01(金) 23:46]
- ○ どうしてひぐらしは夕方にしかいないのかな、かな?
(レナ 東京都 10さい 女の子)
○ ひぐらしのなく頃に岐阜県に行きたいのですが、時期はいつ位がいいですか?ひぐらしは夏の終わり位と聞きましたが、夏の終わりっていつですか?
(前原圭一 大阪府 8さい 男の子)
○ せみはオスだけが鳴くと聞きましたが、どうしてオスだけ鳴いてメスは鳴かないのですか?オスは生きていくのが辛いのですか?
(前原圭一 大阪府 8さい 男の子)
○ ひぐらしのオスとメスの区別を教えてよぅ!(・з・)
(魅音 東京都 11さい 女の子)
○ セミはどうしてなくことができるの?
(富竹 じろう 東京都 9さい 男の子)
○ ニイニイゼミをさがしています。どこへ行けばつかまえられますか?
(ほうじょうさとこ 埼玉県 8さい 女の子)
○ 私の住んでる所ではひぐらしが鳴きませんですのよ!なんでですの!!
(沙都子 岐阜県 10さい 女の子)
○ ひぐらしがなくとたたりがおきるってテレビでやっていたんだけどほんとおなの?
(ひなみざわ 福井県 13さい 女の子)
○ ひぐらしはどうして夏の終わるころに出てくるのですか?ぼくはもっとカナカナカナという鳴き声を聞きたいのです。(^^)にぱー☆
(梨花 北海道 9さい 女の子)
ttp://www.fuma-club.jp/mushi/hakase/kidsfaq020s.asp?ATRB=10&CAT=10008
- 4 名前:名無したん@はにゃ〜ん [2006/09/09(土) 23:47]
- ,z‐- __ __ -‐=、
ll >, < l
!l _,. -‐ ." ̄゛゛゛ = 、 ̄| l
〉i '´ ,ュ ヽ イ、
'/'/ //// ,ハヘ.,ニヽ、 ヽ
// / /:,'/,' ' i┴`≠| i }`l.''トr: |
//i , ; !:!:| !:i | | |,ハ. l. l. }::|
| i {. { l | トi;、l_ト、 | _,. ィく!ノi. }:| :! l :|
N.\ヽ.ヽ.ヽi!.{::::ji!ヽ!.'{_:::::} ji. |,リノ ' , |
>ト、_トトr`´ ,______  ̄´イ/',.イ/ :/
/:イ ハトゞゝ Y¨ ̄} ≦,イィ1 イ /|
_. --- 、 /〃 ,'// /:/_> `二 イ //ノ ,ハ{ノ! ねこにゃんダンス!!
, ‐',.- \. ,'./.| /!|:|レ'|:{r一 ''  ̄iスニム.ム!_ル'
l | /⌒ | V | | ||/_ヽ-〉 _,イ/ , -- \
l__,/| :| | /.N / } |__,///>/ !
ー1 ,ノ ,:'1 ,Kニ.ヽ| \__, イ { 〈 '
丁 /´ ヽ. ヽ} '⌒ヽニ=ヘ. イ /
`iー.′ l /! /l ヾニ゙イ
! }/_,ノ 〃 ` ̄´/
ヽ __/フ'´ 〈{ /
_/ / / 、____ ,.! ,/ \
/ ' / | ヽ . _ ー '´ }
/ / , | ヽ  ̄ 'ー―― -┴一 7
/ / ! || \ /
/ / |.| \ /
/_ / |_l \ /
| \ / ,' |:::l ,. r‐:ゝ /
\ ヽ!' ̄ \ |::::l /:::::::\ l、 _/
- 5 名前:名無したん@はにゃ〜ん [2010/06/11(金) 20:02]
- おまОこヌプヌプして金もらえたし!
http://kwskkkst.net/xo/9wv94fcこんなイイものなら、もっと早くやってりゃよかったよ!
- 6 名前:名無したん@はにゃ〜ん [2010/07/19(月) 12:13]
- ちょ!!ネタのつもりやったのに、セクロスしてお金くれた(笑)
http://specover.com/dose/b8rhq9b
- 7 名前:名無したん@はにゃ〜ん [2010/07/20(火) 07:27]
- 猫と犬の違いのひとつ、犬は人を噛むことがある。
だが、猫も人を噛むやつがいる、知人は猫に噛まれて手のひらに穴があいてた
- 8 名前:品川くじら [2016/10/22(土) 15:04]
- ここって使われてないスレッドだよね?
最終のレスが今から6年前だし。
取り敢えず、このスレを新しい「まどか☆マギカif...U」の舞台にしようと思うけど、
どう?
- 9 名前:品川くじら [2016/10/23(日) 00:17]
- まどか☆マギカif...U(142)
次の瞬間、痴漢満員電車の中にアナウンスが流れた。
「業務連絡!当列車は間もなく『マーリンの結界』へ到着します!乗員の皆さんは準備して下さい。」
異次元の線路を走る怪列車は減速しながら目的地に近付いていく。
しかし被虐の官能に目覚めた美樹さやかにとっては、どうでもいい事だった。
彼女は輪姦の哀しみを癒すかの様に右手を股間に、左手を左乳房に伸ばし、柔らかに弄(もてあそんで)んでいる。
(...もう...わたし.....元の世界には戻れないんだ...まどかや仁美に会わせる顔も無いよ.....)
秘裂に指先を滑り込ませると、そこには肥大した花芯があった。
胸の先端は硬く屹立し、ひどく感じやすくなっている。
花芯を弄(いじ)りながら掌で乳房を包み込み、中指で乳首に触れてみると、肉体に電気が流れる様に感じられた。
傷心の少女は無心に自らを慰めようと指を動かす。
(そう、諦めがついたんだね。これから新しい世界へ行くんだから過去とはお別れした方がいいね。)
さやかの脳内で雌型触手の声がした。
(いいよ...行くよ...どこへでも.....)
ぶっきら棒な調子で触手に応える、さやか。
そして痴漢満員列車は謎の駅『マーリンの結界』のホームへと滑り込み、停車した。
外の景色は不気味な薄暗さで、ドアが開くと生臭い風が入って来る。
灰色の影男達は全裸の、さやかを立たせて列車から降ろす。
ホームでは例の緑色のローブを被った魔法使いが出迎えた。
「ご協力感謝します、ダンブルドアの手勢の方々。美樹さやかの身柄、確かに受け取りましたぞ。」
マーリンは手下の触手に命じて、裸体の少女を絡めとる。
(143)へ続く
- 10 名前:品川くじら [2016/10/24(月) 02:03]
- まどか☆マギカif...U(143)
用事を済ませた痴漢満員列車はホームを走り去る。
するとホームは最初から何も無かったかの如く消えてしまった。
マーリンは傍らに立つ触手に束縛された美樹さやかに語り掛けるのだ。
「どうやら苗床になる決心はついたようだな、魔法少女よ。」
「そうだね...こんな事になって、もう取返しがつかないし、友達にも会いたくない...」
暗い表情で答える、さやか。
次の瞬間、少女の脳は雌型触手にコントロールが移った。
「マーリン様、今、この子の心は絶望と虚無で満たされてます。マゾとしての悦びを早く。」
「うむ。触手の分娩座に移動するのだ。」
マーリンに導かれて寄生さやかは結界を進む。
すると触手のうねる林に行き着いた。
「この中へ身を横たえるのだ。」
マーリンの指図で寄生さやかは触手の林に横たわる。
さやかの両腕、両足はたちまち触手に絡めとられ大股開きのポーズにされてしまう。
そして乳房、太腿、内腿、尻、秘裂に大小様々な触手が伸び淫猥な愛撫を始めた。
「これで私も安心して卵を孵(かえ)せます。さやかに意識を戻しますね。」
次の瞬間、さやかの肉体に彼女自身の意識が戻る。
「...ここが私の新しい居場所なんだね...」
マーリンが見えない顔で、さやかの顔を覗き込むように言った。
「そうだ、心折れた者よ。私が新しい役割を与えてやるのだ。触手の母体としての役割をな。」
(144)へ続く
- 11 名前:品川くじら [2016/10/24(月) 02:36]
- まどか☆マギカif...U(144)
全身をヌメヌメと這いまわる触手、あるものは菊門に侵入し、あるものは花芯を舐る。
触手の分娩座に囚われた美樹さやかに被虐の悦びを与える為に。
「ぅう...こんな...気持ち悪い筈なのに...そう思わなくちゃいけない筈なのに...気持ちいいッ.....」
異様な愛撫に全身の肌を上気させて悶える、さやか。
「嫌悪と羞恥の感覚が麻痺したのだろう。その為に痴漢満員列車の力を借りたのだ。」
マーリンは策略の成功に気を良くして種明かしした。
「ひ..卑怯だね...でも、わたし..負けちゃったんだ.....好きにしていいよ.....」
触手の責めに喘ぐ少女に、もう魔法使いに抗う気力は無い。
「その心算だ。お前は間もなく触手を産む。」
マーリンが冷たく断言する。
「わざわざ、わたしに産ませる必要があるの?」
魔法で幾らでも触手を生じられるのに何故という少女の問い。
「我々魔法使いの魔法は結界の外では殆ど機能しない。しかし魔法少女の肉体は魔力の器であり、それを通じれば
外の世界でも活動可能な使い魔を作る事が出来るというわけだよ。」
どうやら実験であるようだ。
効果が表れたのか、さやかの下腹が急激に張って来た。
「うぅう...お腹が...お腹が変だよぉ.....」
子宮内の雌型触手が受胎した卵を次々と孵しているらしい。
深淵を通って異形の命が姿を現す。
その瞬間、さやかは顔の無いマーリンが微笑んだような気がした。
(145)へ続く
- 12 名前:品川くじら [2016/10/25(火) 02:50]
- まどか☆マギカif...U(145)
痴漢満員列車を追跡して線路上を行く、杏子、なぎさ、まどかの3人。
進むごとに魔力反応が強くなっていく。
「いよいよらしいな!行くぞ!!」
「背中は任せるのです、杏子!」
「さやかちゃん、無事でいて!」
それぞれの想いを胸に結界の入り口と思しき場所へと接近する。
「なぎさ!今のうちに変身だ!!」
杏子は呼びかけた次の瞬間には魔法少女に変身していた。
なぎさも変身し、戦闘態勢を取る。
空間に浮かび上がる怪しい紋章を槍の穂先でぶち破り突入する杏子。
なぎさも武器であるラッパ銃を構えて続く。
まどかも親友の為、危険に足を踏み入れた。
そこは生臭い空気の立ち込める触手の魔法使いマーリンの結界だ。
侵入者に向かって伸びてくる触手を槍で斬り払いながら杏子は進んでいく。
程なくして3人は、さやかが囚われている触手の分娩座に行き着いた。
既にマーリンの姿は無く、触手に手足を絡め捕られた、さやかが大股開きの姿勢で呻いている。
「!!・・・さやかちゃん!?大丈夫なの!?」
まどかが思わず大声で呼びかけた。
俯いていた、さやかが顔を上げて応える。
「まどか...助けに来てくれたの?私はもう帰らないけど...」
(146)へ続く
- 13 名前:品川くじら [2016/10/26(水) 04:03]
- まどか☆マギカif...U(146)
「!?・・・さやかちゃん、何故?・・・」
幼馴染の意外な一言に当惑する鹿目まどか。
杏子と、なぎさは顔を上げた美樹さやかの額に填めこまれた宝玉を見て驚く。
「お、おい、お前・・その額の奴は・・・」
「驚いた?これ、ソウルジェムなんだよ。魔法少女の心が折れてマゾになると体に吸収されて、こんな形になるみたい。」
「墜ちたのか・・・だから帰れないんだな・・・」
「違う。帰らないんだよ。私、今が最高に気持ちいいんだもん。」
会話の間にも開かれた深淵の入り口から触手を産み落とす、さやか。
「見たでしょ?私、触手のママになったんだ。もう魔法少女でも人間でもない・・・。」
「助けるよ!帰ろうよ!さやかちゃん!!」
気力を振り絞って、まどかが叫ぶ。
「もういいよ、邪魔しないで。まどか。」
さやかは冷たく言い放つ。
「そうは行かねぇ!連れて帰るぞ、さやか!!」
槍を構えて触手の分娩座に躍り掛かろうとする杏子。
「やめて!!みんな出て行って!!」
叫ぶと同時に、さやかの体から念動力が発生し、まどか達3人を弾き飛ばす。
次の瞬間、3人は結界の外側に転んでいた。
「ち、ちきしょう・・・精神障壁って奴だな・・・。」
口惜しそうに呟く杏子。
(147)へ続く
- 14 名前:品川くじら [2016/10/28(金) 06:13]
- まどか☆マギカif...U(147)
立ち上がった、まどか達は元いた結界の様子を見る。
結界の入り口は紋章ではなく青白い光に覆われていた。
「ここを開けろ〜ッ!」
槍の穂先に魔力を装填した必殺技で青白い光を突く杏子。
だが何の反応も起こらない。
「次は、なぎさがやってみるのです!」
手にしたラッパ銃から爆裂するシャボン玉を発射する、なぎさ。
これも効果が無かった。
「こんな事って・・・」
激しい攻撃をものともしない精神障壁に呆然とする、まどか。
その時、3人の背後に人影が現れる。
「無駄よ・・・これが美樹さやかの心の壁・・・」
暁美ほむらが諦めた様に言い放つ。
「ほむらちゃん・・・。」
まどかが縋(すが)る様な目で、ほむらを見る。
「あの子はいつも、こうだった。自分勝手に思い込んで閉じこもる・・・」
「ほむらちゃんも魔法少女なんでしょ?さやかちゃんを助けてよ!」
ほむらと、まどかの想いがすれ違う。
「鹿目まどか。よく目に焼き付けておきなさい。これが魔法少女の末路よ。」
そう言い残すと、ほむらは再び闇に消えた。
(148)へ続く
- 15 名前:品川くじら [2016/10/28(金) 07:03]
- まどか☆マギカif...U(148)
「あたしらも最後はああなるって言うのかよ・・・」
闇に消えたほむらの背中に語り掛ける杏子。
「さやか、心まで魔法使いに屈して・・魔法少女の恥なのです・・・」
ほむらの言葉を否定するかの様に憤(いきどお)る、なぎさ。
「ひどいよ・・こんなのって、あんまりだよ・・・」
魔法少女として頑張っていた時の、さやかの姿を思い出し、涙ぐむ、まどか。
しかし目の前で苗床にされ、触手を産み落としていた、さやかこそが現実なのだ。
結局、障壁を破れなかった3人は鉄道の始発時刻を目の前に引き上げるしかなかった。
夜明け前の薄明を家路へと歩む少女たち。
その頃、見滝原市の別の一角では新たな動きが起きていた。
中世の道化のような帽子を被った人影が建物の影から、転がり出る。
「ハァ・・ハァ・・・あいつ、いったい・・・」
その足元に銃弾が炸裂、思わず飛びのく人影。
「あぶねぇッ!・・・畜生ッ、何が目的なんだ!?」
反撃する間も無く、次弾が飛来、更に逃げる人影。
常夜灯に照らされた街路に走り出た人影は、異形の装いをした少女だった。
「この魔法少女、優木沙々に手を出したからには只じゃおかねぇぞッ!」
手にした杖を握りしめ、反撃すべき相手を目で追う沙々。
しかし3発目が足元に飛来し、未遂のまま逃げる。
沙々が逃げ込んだ先はビル街の袋小路であり、自滅でしかなかった。
謎の射手は袋小路の入り口から、常夜灯の明かりを背景に沙々へと迫ってくる。
(149)へ続く
- 16 名前:品川くじら [2016/10/29(土) 22:49]
- まどか☆マギカif...U(149)
既に飛び道具の射線から逃れる余地は無く、沙々はジリジリと後退する。
「なあ、あんた、私に用があるんだろ?まず用件を話せよ・・・。」
逃げる隙を作ろうと会話を持ちかける沙々。
しかし射手は銃口を沙々に向けたまま靴音を響かせて近づいてきた。
更に後ずさりする優木沙々。
その瞬間、路面と建物の壁面数カ所から一斉に何かが飛び出す。
沙々は全面の射手にのみ気を取られて気付かず、次の瞬間には何かに手足を絡め捕られている。
「!!・・・しまったッ!なんだ、これッッッ!!」
慌てふためく沙々だが、暴れても振り切る事は出来なかった。
袋小路の奥で両手両足を大きく開かれ拘束されてしまったのだ。
身動きを封じられた沙々の目の前で立ち止まる射手。
「貴女、この街の魔法少女じゃないわね?」
問いかけに震えながら答える沙々。
「は、はい・・私、優木沙々と申しまして隣町の方から来ました・・・。」
「それは好都合だわ。」
射手は沙々の衣服に手を掛け、軽々と引き裂く。
「!・・な、何を・・・」
無言のまま剥ぎ取りを続ける射手の顔が路地裏の僅(わず)かな光で浮かび上がる。
その顔は巴マミその人だった。
魔法のリボンで緊縛された沙々は下着だけの姿にされて涙を流す。
(150)へ続く
- 17 名前:品川くじら [2016/10/29(土) 23:43]
- まどか☆マギカif...U(150)
「お、お願いっすよ〜。つい出来心で、この街へ様子見に来ただけなんです〜許して〜」
泣きながら猫なで声でマミの機嫌を取り繕おうとする沙々。
しかし無情にもマミは沙々のブラジャーを剥ぎ取った。
弾力のある乳房が露頭する。
「これは揉み応えがありそうね・・・。」
沙々はマミの瞳に獣じみた光を見出し、相手の狙いが自分の肉体だと気付く。
「そ、そんな〜勘弁して下さいよ姉さん・・・女同士なんてまずいですよ〜」
マミは何も答えずに沙々のパンティーを引き裂く。
「あっ、わっ・・ほ、ほんとにやる気なんですかぁ?お願い、ほんとやめて・・・」
しかし沙々の能弁は何ら役に立たない。
次の瞬間にはマミの左手は沙々の乳房に、右手は股間に伸ばされ軽く愛撫を始めている。
「ちょ、マジでヤバ・・・許してくださいよぉ〜」
哀願するも許されず玩弄され続ける沙々。
そんな2人の姿を袋小路の入り口から覗き見る影があった。
(あれは巴マミ・・・見滝原の魔法少女の中でも優等生レベルの筈だが何故?)
視線も我関せずとマミの右手中指は沙々の秘裂へ滑り込む。
「あッ...そ、そこは...」
指先が花芯に触れたのか、沙々は恥辱に頬を赤らめ、顔を逸らす。
「お互い、楽しみましょ?優木さん。」
意味あり気に微笑む巴マミ。
まどか☆マギカif...U(完)
- 18 名前:品川くじら [2016/10/29(土) 23:47]
- ☆あ、貼るのが遅れましたが前スレへのリンクです。
http://sakuraita.info/roita/test/read.cgi/misakura/1152447318/l50
*ようやく「まどか☆マギカif...U」が完結しました。
今年は今後「さくらと乙女たちの堕天」に専念しようと思います。
「まどかV」はいつ頃かなぁ。
- 19 名前:品川くじら [2017/07/12(水) 03:02]
- まどか☆マギカif...V(1)
深夜の路地裏で四肢を拘束され、目に狂気を宿した巴マミの凌辱を受ける優木沙々。
マミは、ゆっくりと優しく花芯を撫で回す。
肉体で最も敏感な場所を、弄(もてあそ)ばれる屈辱と快感に沙々は嗚咽した。
「あら?刺激が足りなかったのかしら?もっと激しいのがいいの?」
指先を動かす速度を上げて激しく沙々の花芯を擦るマミ。
「あぁんッ...そ、そうじゃなくて.....」
思わず反論してしまう沙々。
考えてみれば身動き出来ない状態で飛び道具を持った相手に反論するのは無謀そのものだが今の沙々に考える余裕は無かった。
花芯は沙々の意思に反して刺激に反応し、膨れ上がっていく。
「ぁッ...あッ...ぁん.....」
花芯玩弄に官能を高められた沙々の口から切なげな声が漏れる。
「ん〜?楽しんでくれてるみたいじゃない。」
マミは沙々の顔を覗き込みながら、笑っていない目でニヤリと笑う。
「ぁはぁ...あんッ...ぁッ、あッ.....」
激しい花芯責めに追い上げられ沙々は絶頂寸前で喘ぐ。
するとマミは指を動かすスピードを下げて、ゆっくり優しい愛撫に切り替えた。
刺激のパターンを変えられ、佐々の興奮は絶頂寸前から徐々に下がり始める。
「はぁ..はぁ.....はぁ.....」
荒い呼吸を繰り返しながらも息を整えようとする沙々。
それでも彼女の花芯はマミの愛撫で勃起したままなのだ。
(2)へ続く
- 20 名前:品川くじら [2017/10/10(火) 03:00]
- まどか☆マギカif...V(2)
指先の感触で沙々の花芯が膨れ上がっている事に気付いたマミは、左手で沙々の体を抱きしめると相手の唇を
貪るかの如く激しい口付けをした。
(!...んッ...んん.....ん.....ん〜ッ.....あぁ.....)
キスされた沙々には何を考える暇も無く、激情するマミに唇を吸われて理性が限界まで追い詰められていく。
ディープキスの間にもマミの指は執拗に沙々の花芯を嬲り続ける。
(ぁッ...あぁ〜ん.....痺れる.....脳が...脳が.....痺れるよォ.....)
二重の官能に沙々は脳が痺れていくような錯覚を覚えた。
知略で上位の相手を従えるのが得意な筈の沙々でも、知覚をかき乱されては何も出来ない。
2、3分もディープキスが続いていただろうか。
マミがようやく唇を離すと、沙々は荒々しく息をしながら顔一面を紅潮させていた。
(...うぅ...何も..考える事が出来ない.....バカになっちゃったみたいだ.....)
息を整えようと努力する沙々。
しかしマミは、その努力をあざ笑うかの様に沙々の首筋から胸にかけて繰り返しキスして興奮を煽る。
(首..鎖骨...胸.....これって乳首を狙った布石?.....)
キスの最終目標が乳首である事を悟った沙々は次なる快楽責めを期待してしまう。
そしてマミの唇が沙々の乳房の先端を捉えて押し付けられた。
「!!...ぁ..あんッ.....感じるッ.....そこ、感じちゃうッッッ.....」
思わず声を上げてしまう沙々。
『上半身のクリトリス』とも呼ばれる乳首はパチニ小体と呼ばれる神経が集中している部分でもあり、
キスと愛撫で興奮状態にある沙々が感じやすくなっているのも無理は無い。
(3)へ続く
- 21 名前:品川くじら [2017/10/14(土) 21:02]
- まどか☆マギカif...V(3)
唇を開き、舌先を出して沙々の乳首を丹念に嘗め回すマミ。
「ぁ〜ん.....く、くすぐったいよぉ.....」
四肢を魔法のリボンで緊縛され身動き出来ぬまま、目線を中空に泳がせて喘ぐ沙々。
同時にマミの指先は沙々の花芯を強弱緩急の差を使い分けながら刺激しているのだ。
「ぅうぅ.....狂っちゃう...狂っちゃうよぉ.....」
沙々の肉体は理性によるコントロールを失い、マミの責めに反応して悶えるばかりであった。
「そろそろ準備OKってところかしら?」
指先から手首まで流れ伝わってくる沙々の花蜜に気付いたマミは次の段階へ移ろうとしっている。
拘束された沙々の両手のリボンを伸ばし、両足のリボンを縮める。
すると沙々の上半身は地面に向かって下降し、両足は左右へ大きく開かれていく。
腰が地面に着いたところで下降は止まった。
今や沙々の肉体は両乳首を屹立させ、濡れそぼる秘裂を露わにしてマミの前に晒されているのだ。
魔法少女優木沙々は只すすり泣いていた。
巴マミは犠牲者の前に立って、満足げにその光景を見下ろしながら辛子色のスカートの前をたくし上げる。
パンティを身に着けていないマミの股間には少女に有るまじきものが存在していたのだ。
おぼろげな意識の中で、肉色をした蠢く男根触手を見て、沙々は自分の運命を悟った。
(犯される.....犯されちゃうんだ.....)
目が座った顔のマミが、しゃがんで近付いてくる。
「優木さん、一つになりましょ?」
マミは沙々の両足を抱える姿勢で股間を近づけていく。
(4)へ続く
- 22 名前:品川くじら [2017/10/15(日) 20:36]
- まどか☆マギカif...V(4)
沙々は自分の陰部に近づいて来るマミの股間を観察した。
肉色の物体は中心部の太い触手の周りから数本の細い触手が生えていて、細い方が蠢いているのだ。
(うぅ...気持ち悪いよォ.....)
思わず目を背けた沙々だったが、男根触手は無情にも彼女の秘裂に押し付けられる。
じりじりと秘裂を左右に割って沙々の肉体へ侵入してくる男根触手。
(...や..やめ...い、痛い.....)
拒絶する意思とは裏腹に丹念なキスや愛撫で興奮し切っている彼女の肉体は花蜜に潤み、触手を受け入れていく。
「っ...ハァ.....ハァ...ハァ.....」
深淵を押し広げられる痛みに呼吸を乱す沙々。
「あら?貴女、処女だったの?意外ね。」
マミは沙々の苦悶を楽しむかのように笑っていない目で見降ろして微笑む。
「..や...優しくして.....」
乏しい性愛の知識を動員して沙々は虚しく懇願する。
だが触手は躊躇なく乙女の証しを突き破った。
「!!...んぁぁ〜ッ...」
痛みに思わず声を上げてしまう沙々。
しかしマミは男根触手の先端が深淵の底へ到達するや、容赦なく隆々たる尻を振ってピストン運動を始めるのだ。
「あッ、ぁッ、あッ...激しいッ!...激しすぎるッ!!...」
苦しみの表情を浮かべて悶絶する沙々だが、マミは抽送を止めようとはしない。
路地裏の惨劇は、いつまで続くのか?
(5)へ続く
- 23 名前:品川くじら [2017/10/22(日) 04:26]
- まどか☆マギカif...V(5)
寝静まった街の片隅で、男根触手に意識を乗っ取られたマミは、沙々を犯し続ける。
破瓜の痛みに咽(むせ)ぶ沙々の気持ちなど無関係に、少女の肉体を貪る触手マミ。
触手本体から出た細い触手が沙々の花芯や菊門をも同時に刺激し、苦痛と快感の両面から追い詰めていく。
「...くふぅ.....き...気が狂いそう.....」
しきりと首を振り官能地獄を否定しようとする沙々。
だが、触手マミは現実逃避を許さない。
2、3本の細い触手が花芯を絡め捕って嬲り者にする。
菊門を責めていた数本の細い触手が絡まりあって突起を形成し、菊門を貫く。
深淵と菊門を同時に貫かれながら、マミに唇を奪われ、更には乳房を揉みしだかれた。
逃げ場の無い蹂躙に沙々は総てを諦める。
しかし、それで終わりでは無かったのだ。
凌辱の頂点で男根触手は沙々の体内に魔液を発射した。
例のなぎさを狂わせた奴だ。
脳を直撃する快楽の津波に抗(あらが)えないのは沙々とて同じだった。
女性オーガズムの数倍を超える快感に、意識を失う沙々。
触手マミは満足げに少女の深淵から男根触手を引き抜き、自身の秘裂へとしまい込む。
そして、ぐったりと横たわる沙々の姿を尻目に夜の帳(とばり)へと姿を消した。
その姿を目撃していた観察者は内心怖れを抱く。
(巴マミ・・・彼女にいったい何があったと言うんだ!?)
観察者は慌てて主人の元へと急ぎ、現場には沙々だけが取り残されていた。
(6)へ続く
- 24 名前:品川くじら [2017/10/29(日) 03:04]
- まどか☆マギカif...V(6)
翌朝、まどかは眠い目を擦りながら通学路を歩いていた。
さやかはマゾに堕ち、既にいない。
いつもなら仁美と合流している頃だが、彼女も偽救急車事件以降、姿を見かけない。
まともな神経の人間なら人前に姿を現わせない程の恥辱を受けたのだから仕方がないと、まどかは思う。
教室に入ると、ほむらと目が合う。
しかし昨日の事件のショックから挨拶を交わす気にもなれない。
やがて担任の早乙女先生が現われ、日常が始まるが、まどかは上の空だった。
その頃、見滝原市の別の一角ではマミの凶行を目撃した観察者が主人と思しき少女と話し合っている。
「明らかに何かおかしいわね。巴マミは奴らに捕らえられて何かされたという事なのかしら。」
「以前見かけた時には同性に欲情するような子じゃなかったのに・・・。」
主人らしき少女は少し考えてから言った。
「とにかくマミを私たちの要観察対象である鹿目まどかに近付けさせないで。」
「うん、注意しておくよ織子。」
観察者は小さく頷く。
一方、佐倉杏子は借りているホテルの部屋で夜に備えて就寝しようとしたが、昨夜の事件が気に掛かって寝付けない。
(あれはいったい、どういう事なんだ・・・いつか私もマゾになっちまうって事なのか?冗談じゃねぇ・・・)
どうにも入眠出来ない苛立ちから、あても無くホテルを出る杏子。
ゆまも慌てて後を追う。
街を行く杏子の目前で事件は起きた。
目の前5メートルを歩いていた若い女が、何処からともなく飛来した投げ縄に絡め捕られたのだ。
(7)へ続く
- 25 名前:品川くじら [2017/10/30(月) 03:42]
- まどか☆マギカif...V(7)
苛立ち、考え事をしながら歩いていた杏子は咄嗟(とっさ)の対応が取れなかった。
女は投げ縄で引きずられて左側に林立しているビルの隙間へと消えていく。
事態に気付き、我に返った杏子が女の後を追うが、既に魔法使いの結界反応が無い。
「これも移動性の結界って事なのかよ・・・。」
ソウルジェムを手に結界の入り口を探し求める杏子。
何を媒体として移動しているのか手がかりさえ掴めれば対抗手段も見つかる筈だった。
だが、丹念に周囲を探しても反応を掴む事は出来なかったのだ。
杏子は捜索を諦めて路地裏を出ていく。
もし彼女が数メートル上に着目していれば話は違っていたかもしれない。
そこには光ファイバーケーブルの中継ポイントがあったのだ。
ケーブルの遥か先にある魔法使いの結界では先程捕らえられた女が屈強な男の姿をした使い魔達に衣服を引き剥がされ、
綿ロープで裸体を縛り上げられていた。
恐るべし、新たなる魔法使いは光ファイバーの中を自在に行き来する能力の持ち主なのか。
相手が光のスピードで移動するのでは、さすがの魔法少女も手の打ちようが無い。
表通りに戻った杏子は策を練る為に市街地の散策を続ける。
(姿を見せない相手からの奇襲、どう防げばいい?まず相手の能力と限界を知りたい。何か手立ては・・・)
歴戦の強者らしい思考を巡らせながら赤髪の少女は行く。
同じ頃、志筑仁美は自宅で思い悩んでいた。
級友たちの噂では、さやかが行方不明になっているらしい。
最愛の少女が自分を守る為に犠牲になってくれた事を想い、仁美は気が気ではない。
(8)へ続く
- 26 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2017/11/03(金) 03:36]
- まどか☆マギカif...V(8)
恋人を想う心苦しさに、仁美は自宅を出て街へと向かう。
探そうにも当てなど無いが、とにかく何かしていなければ居ても立ってもいられない状態だった。
(さやかちゃん...いったい今どこに.....)
学校の制服のまま、フラフラと街を行く。
その姿を偶然見かける杏子。
(あいつ・・確か、さやかの彼女で魔法使いに狙われやすい奴だ・・・。あいつを見張ってれば魔法使いが出てくるかも)
杏子は仁美に気付かれぬよう人混みを利用して数メートル離れた位置を尾行していく。
さらに杏子の背後には、ゆまが付いていくのだ。
3人は市街地で奇妙な道中を続ける。
やがて仁美は1本の電柱の下を通りかかった。
その電柱の上には光ファイバーケーブルの中継ポイントが設置され、機材のカバー越しに何者かの視線が下を歩く仁美を狙う。
カバーに僅(わず)かな隙間(すきま)が生(しょう)じ、例の投げ縄が仁美に向けて飛ぶ。
その瞬間、杏子はソウルジェムの反応で魔法使いの存在を知り、仁美の元へと走った。
だが無防備に歩いていた仁美は一瞬で投げ縄に捕らえられ、胴中あたりを縛られて空中へと釣り上げられて行く。
「あッ!な、なんですのッ!!助けて!!」
悲鳴を上げる仁美に駆け寄った杏子は、仁美の体に抱き着いて上昇を止めようとする。
だが怪異の投げ縄は2人の体を易々と中継ポイントへと引っ張り上げてしまう。
杏子は一瞬、仁美の体を離して助かろうかとも思ったが、考え直す。
(このチャンスを逃したら、この魔法使いを倒すチャンスはもう無いかも知れねぇんだ、離してたまるか!)
そして光ファイバーに吸い込まれていく2人。
(9)へ続く
- 27 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2017/11/09(木) 21:56]
- まどか☆マギカif...V(9)
光ファイバーに吸い込まれる瞬間、仁美と杏子の肉体は量子に変換され、光子と同等の存在になった。
それを意識する間もなくファイバー内を転送されていく2人。
秒速30万キロの光にとって日本国内の移動距離など無に等しい。
瞬く間に2人の体は謎の魔法使いが待ち受ける結界へと到着する。
ファイバーの端末から投げ出された仁美と杏子は量子化の影響か、意識を失っていた。
「おや?緑の髪の子を狙っただけなのに、おまけが付いてきたな。まあ、いい。縛り上げろ。」
結界の主(あるじ)らしき魔法使いの一声で使い魔達が2人に群がる。
衣服を脱がされ、後ろ手に縛りあげられてしまう少女達。
その時、杏子の指から指輪に姿を変えたソウルジェムが転げ落ちた。
それを目敏(めざと)く見つけた使い魔の一人が拾い上げ、主人である魔法使いの元へ届ける。
「これは・・・連絡のあったソウルジェムとやらではないか?」
指輪を受け取った魔法使いは 訝(いぶか)し気(げ)に眺めながら呟く。
「すると、この赤い髪の女は魔法少女とやらか?」
どうやら杏子の正体に気付いたらしい。
「それなら、こいつを責めて背後関係を白状させてやるか・・・。」
この魔法使い、魔法少女達が組織化されていると考えているようだ。
「おい、お前達。赤い髪の女を集中的に責めろ。まずは犯せ!」
主の指図を受けた使い魔の男たちは数人で杏子を取り囲む。
気配に気付いた杏子が薄目を開けて周囲を見ると見知らぬ裸男達が見下ろしていた。
(!・・・こいつら、私を犯す気なのか!?)
(10)へ続く
- 28 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2017/11/24(金) 02:12]
- まどか☆マギカif...V(10)
慌てて後ずさりしようとして腕が動かない事に気付く杏子。
(しまった・・・縛られてるのか・・・)
使い魔達はニタニタと笑いながら近づいて来る。
杏子は不利ながらも反撃を試みようと足蹴りの姿勢を作った。
3人の裸男に3方向から囲まれ見下ろされる威圧感にも杏子は抗う。
(畜生、来るなら来やがれ!こっちにはソウルジェムだってあるんだ!)
返信して戦う決意を固める杏子だが、既にソウルジェムを失っている事を知らない。
前方にいた男が圧し掛かって来るのを蹴りで押し返そうとする杏子だが、それは罠だった。
男は蹴りが繰り出されるのを予測して、わざと仕掛けたのだ。
突き出した足は空を蹴り、勢いを失う。
男は一瞬早くステップバックで蹴りの到達範囲を逃れていた。
そして空振りした杏子の足を捕らえる。
杏子はもう片足を男目掛けて繰り出すが、それすら見切られていたらしく、男に足を取られてしまう。
「この野郎!離せよ、離せ!!」
身体を捩って暴れる杏子だが、男との体力差は絶望的だ。
さらに左右からも他の男2人が杏子の体を押さえつける。
このままでは犯されるという危機感から杏子はソウルジェムに変身を念じた。
しかし反応が無い。
再び念じたが結果は同じだ。
「どうなってやがる・・・何故、変身出来ないんだ!?」
(11)へ続く
- 29 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2017/12/24(日) 23:20]
- まどか☆マギカif...V(11)
男に両足を無理矢理開かれていく杏子。
「ダメか!何故だ!!・・・何故、変身できねぇッ!」
動く範囲で身を捩って抵抗しようとする杏子だが、無情にも男の下半身がどんどん迫って来る。
剥き出しの男根が陰部に迫るのを見て、思わず目を背けようとした杏子だったが、左右を固める男たちに顔を動かされ、
自分の直面する事態の目撃を強要されてしまう。
硬く屹立した男根が秘裂に押し付けられる。
「や、やめろぉぉぉッ!!そ、それ以上は、それ以上はッ!!」
しかし男根の前進は止まない。
杏子は身を硬くして阻もうとしたが、結局深淵の入り口へ侵入されてしまった。
「あぁあぁぁああッッッ!!やめろォ!やめてくれぇぇぇッ!!」
絶叫虚しく男根は深淵を貫いていく。
普段、男相手に春をひさぐ杏子ではあったが敵である使い魔達に蹂躙される悔しさに涙が零(こぼ)れ墜ちる。
男は男根全体が深淵に沈んだのを確認すると腰を使い始めた。
無慈悲な肉の槍が杏子の体を苛(さいな)み続ける。
「ぅえッ...うぐッ.....やめろ...やめて.....」
嗚咽しながら抗議する杏子の声が哀願調に変わっていく。
それでも男はピストン運動を止めない。
深淵の底へ白濁液を吐いて、ようやく最初の男が終る頃、杏子はすすり泣いていた。
そこへ入れ替わりに次の男が圧し掛かっていくのだ。
3人の使い魔に輪姦される杏子を見ながら謎の魔法使いは、ほくそ笑む。
(12)へ続く
- 30 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2017/12/30(土) 00:14]
- まどか☆マギカif...V(12)
もう縄を振りほどこうという気力さえ失われていた。
「うぅ...ぅえッ.....やめて...やめてくれよォ.....」
男たちの体の下で杏子は恐怖と官能に呻く。
だが使い魔たちは決して凌辱の手を緩めようとはしない。
男根が休むことなく深淵を穿(うが)ち、男の恥骨が少女の花芯をグリグリと刺激する。
犯されている杏子の脳裏に浮かび上がるのは、昏い思い出。
親元を飛び出して街を流離(さすら)っていた時、不意を打たれて数人の男に捕まり路地裏で輪姦された
屈辱の記憶だった。
(やめろぉッ!...やめてくれよぉッ!.....なんで私が.....)
それを切っ掛けに男から金を巻き上げるのが目的の商売を始め、今日までの零落(れいらく)を引き起こしたのだ。
複数の男に責め嬲られる事で屈辱の光景が蘇(よみがえ)ってしまったのか。
ましてや変身を封じられ男に対抗する事さえ出来ない。
「ぁあ...ん.....ち、ちくしょうッ.....こんな事って.....」
杏子は惨めさと悔しさに泣く。
「やはりあの指輪が変身アイテムか・・・。」
魔法使いは抵抗する術もなく、蹂躙を受け続ける杏子を観察しながら呟く。
隠されたソウルジェムは隣室の保管庫の中で赤い光を明滅させている。
まるで持ち主の心理状態を象徴するかのように。
ようやく男達が離れた後、杏子は息も絶え絶えに横たわるばかりだった。
その有様を近くで見せられていた仁美は震え上がる。
(13)へ続く
- 31 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/04(月) 02:47]
- まどか☆マギカif...V(13)
(あの方は確か、さやかちゃんのお仲間・・・それがこうもあっけなく・・・私(わたくし)、どうすれば・・・)
次に輪姦されるのが自分と直感して防ぐ手段を探す仁美。
しかし逃げようにも縄で拘束されている上に複数の使い魔に監視されているのだ。
杏子の凌辱を終えた使い魔達は仁美の肉体を嘗め回すように見ている。
「面白い趣向を思いついたぞ!お前達、次は仁美を犯せ!」
主(あるじ)である魔法使いの許可が出ると男の姿をしたもの達は仁美の肉体へと群がっていく。
既に体を覆うものを失っている仁美を2人がかりで押さえつけ股を開かせる使い魔。
その傍らに転がされている杏子は凌辱の痛手から回復出来ず、床を濡らしながらすすり泣くばかり。
一方、目の前で仁美と杏子が消えるのを目撃した、ゆまは2人が吸い込まれた中継ポイントのある電柱の下をうろうろしていた。
(あんな狭い隙間から投げ縄が飛び出して来るなんて何か変だ。杏子はどうなっちゃったんだろう・・・)
恩義ある杏子の身を案じるも、魔法少女ならざる身で如何ともし難(がた)い、ゆまの焦燥。
その時、少女の背後から聞き覚えのある声がした。
「お困りのようだね・・・千歳ゆま。」
ゆまが振り向くと、そこにキュウべぇがいる。
「どうやら杏子の身に何かが起きたみたいだね。話してくれないか?」
これまでの顛末を説明する、ゆま。
聞き終えたキュウべぇが言った。
「仁美と杏子は魔法使いに量子化されて光ファイバーで連れ去られたんだろうね。」
「ゆま、どうすればいい?」
解決策を尋ね、ゆまがにじり寄る。
(14)へ続く
- 32 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/04(月) 02:47]
- 今日からしばらく「まどかif」に専従します。
- 33 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/07(木) 01:34]
- まどか☆マギカif...V(14)
「君は既に答えを知っている筈だよ、千歳ゆま。」
キュウべぇが返答した。
それを聞いた、ゆまは魔法少女契約を勧められた事を思い出す。
「契約すれば杏子を助けられるの?」
ゆまが確約を求める。
「君が変身したら僕が君を量子化して光ファイバーに送り込む。後は杏子の魔力反応を辿って居場所を
突き止められる筈だ。敵のアジトに乗り込んだら君の活躍次第で杏子は助かるさ。」
微妙に言葉を濁しながら答えるキュウべぇ。
「解った!それなら、ゆま、契約するよ。」
幼いながらも、はっきりとした口調で告げる、ゆま。
規約の儀式は瞬く間に終わり、千歳ゆまは新たなる魔法少女になった。
「よし、君を量子化する!」
キュウべぇの両目から光線が発射され、ゆまの体を眩い光が包む。
そして、ゆまの体は電柱の上に設置されている光ファイバーの中継ポイントへと吸い込まれていく。
量子化された、ゆまは杏子の魔力反応を辿って電子の空間を飛び続けた。
その頃、魔法使いの結界に囚われた仁美は数人の使い魔に襲われ、弄(もてあそ)ばれている。
唇を奪われ、乳房を揉みしだかれ、秘裂を嘗め回されて喘ぐ。
何度か仁美が絶頂に達した後、男は彼女の両足を大きく開かせ挿入する体勢を作った。
(もうダメ...今回も犯されてしまう...)
仁美が諦めかけた瞬間、結界が大きく揺れて空間が裂け、何かが飛び込んでくる。
(15)へ続く
- 34 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/09(土) 01:49]
- まどか☆マギカif...V(15)
それは奇妙なメイド服とヘアバンドを身に着けた幼女だった。
手には丸まった猫を象(かたど)ったハンマーを握りしめている。
「杏子!ここにいるの!?ゆまだよッ!」
大声で恩人を探す幼女に使い魔達が慌てふためく。
「えぇい!狼狽(うろた)えるな!!相手はたかが一人、押し包んで捕まえろ!!」
結界の主たる魔法使いの叫び。
男の姿をした者たちは、ゆまを取り囲む。
しかし、ゆまは猫ハンマーを横殴りに振り回し、次々に使い魔を倒す。
元来、女を奇襲して捕縛するのが主目的の結界、使い魔なので戦闘を想定していないのが災いした。
味方を失い、ゆまの肉薄を受けて魔法使いも逃げ出してしまう。
「お、おのれ、憶えておれ・・・。」
捨て台詞を残し脱出用のドアから異空間へ逃亡した。
ゆまは魔法使いを追撃せず、仁美に駆け寄って助け起こす。
「大丈夫?痛くない?」
床から上半身を起こした仁美が答える。
「え、ありがとう。私はなんとか大丈夫。でもあの方が・・・。」
仁美の指し示す方向に、杏子は全裸のまま横たわっていた。
ハンマーを床に置いて杏子の元へ駆けつける、ゆま。
「杏子!ゆまだよ!大丈夫!?」
だが杏子は呼びかけに応じない。
(16)へ続く
- 35 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/09(土) 22:54]
- まどか☆マギカif...V(16)
うつ伏せに横たわる杏子は、すすり泣きながら呟いていた。
「神よ、何故私を助けて下さらなかったのですか...」
事情を知らぬ、ゆまは杏子の背中を摩(さす)って呼びかける。
「どうしたの!?杏子。怪我してる?」
ようやく我に戻った杏子は、慌てて涙をぬぐい、ゆまに答えた。
「ごめん、ゆま。心配掛けちまったな。」
そして奪われた服を拾い集めて身嗜(みだしな)みと整え、隣室の保管庫に入れられたソウルジェムを取り戻す。
仁美も衣服を整えた頃、主たる魔法使いを失った結界は揺らぎ始め、現実世界に戻る。
そこは見滝原の郊外にある廃業したホテルだった。
同じ結界に閉じ込められていた女性たちも三々五々帰路につく。
3人は市街地に戻る為に歩きながら恐怖の体験について話し合う。
「まさか光ファイバーケーブルを伝って出没する魔法使いがいるなんて・・・。」
「正直言って、やられた。手も足も出せないなんて情けねぇ・・・。」
「次からは、ゆまも戦うの、手伝うよ。」
杏子は、ゆまが魔法少女になった事を叱ろうとも思ったが弱みを見られてそんな事を言い出せなかった。
一方、結界と使い魔達を失った光ファイバーの魔法使いは仲間に助けを求めるべく魔法使いたちの拠点へ転がり込む。
「やられた、魔法少女にわが結界を潰された!」
出迎えた他の魔法使いが尋ねる。
「落ち着け、スネイプ。どんな魔法少女だったのか報告しろ。」
どうやら魔法少女のデータベースを作り、対策や攻略の参考にしているようだ。
(17)へ続く
- 36 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/13(水) 00:58]
- まどか☆マギカif...V(17)
量子化の魔法使いスネイプの報告で千歳ゆまは新魔法少女として登録された。
「緑色の髪の幼女か・・・いったい見滝原市全域に何人の魔法少女がいるんだ?」
データベースを入力していた魔法使いが呟く。
「スネイプが遭遇した赤い髪の魔法少女の方は多分、佐倉杏子だろう。何度も我々の目論見を妨害してきた奴だ。」
憎々し気に語るのは、あの偽院長ラダカストだった。
「これで解ったのは魔法少女と言えども変身前なら無力であり、指輪を取り上げてしまえば変身すら出来ないという事か。」
座長と思しき灰色のローブの魔法使いが言う。
「慎重に作戦を立てて追い込めば魔法少女とて敵ではありますまい。」
と、発言したのは触手の魔法使いマーリンだった。
「その為にも更なるデータ収集が必要だ。」
オークの魔法使いサルーマンが口を出す。
円卓会議と呼ばれる魔法使いの組織は今、何かを起こそうと企(たくら)んでいるのか。
そんな事態を露(つゆ)ほども知らずに学園生活を送る鹿目まどか。
既に放課後となり自宅を目指し帰路に就く。
今は親友のさやかも仁美もいない独りぼっちの下校である。
1人街を行く、まどかの姿を物陰から観察する人影があった。
(あれが織子の言っていた鹿目まどか。取り敢えず記録しておくか。)
人影は、まどかにスマホを向けるとカメラのシャッターを切る。
その音に気付いて、まどかを秘かに警護していた暁美ほむらが人影に突進した。
しかし物陰に到着した時には人影が既に消えていたのだ。
(18)へ続く
- 37 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/13(水) 23:30]
- まどか☆マギカif...V(18)
(何者なの・・あいつ・・・。)
怪しい人影の素早い反応に舌打ちする、ほむら。
時間停止こそ使っていなかったとは言え、歴戦の魔法少女の脚力で捕捉出来ない距離では無かった筈なのだ。
ほむらが訝(いぶか)しむのも無理が無い話だった。
一方、まどかを撮影した人物は見滝原市街の外れにある邸宅へと帰還する。
屋敷の庭に屋外用のテーブルと椅子が準備され、薄い金髪の少女が紅茶を啜(すす)っていた。
その傍らにいきなり現れる黒い人影。
「織子、鹿目まどかの写真を撮って来たよ。」
黒髪に黒の魔法衣を纏(まと)う、その人物はスマホの画面に、まどかの写真を表示して織子と呼ばれた少女の前に置く。
「・・・この子が・・・。」
興味深げに画面を覗き込む織子。
「キリカ、危ない事は無かった?私には貴女しか頼れる人がいないのだから自重して頂戴。」
織子は黒ずくめの魔法少女呉キリカを気遣う。
「実はもう一人、まどかを尾行してる人間がいて、こっちは魔法少女らしい。」
「魔法少女・・・それは厄介な事になりそうね。」
「どうやら、まどかを護衛してるみたいだからね・・・。仕掛ける前に調べないとダメだ。」
キリカは気配を消していた筈の自分の存在に気付いて突進してきた暁美ほむらに脅威を感じているのかも知れない。
「円卓会議が動き出す前になんとしてでも、まどかを処置しておきたいわ。護衛の魔法少女について、すぐに調べてくれる?」
美国織子は重い口調でキリカに伝える。
この2人、何を目論んでいるのか。
(19)へ続く
- 38 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/17(日) 03:46]
- まどか☆マギカif...V(19)
スネイプの結界から帰還した翌日、佐倉杏子は使い魔達から受けたレイプの記憶に苦しんでいた。
処女を散らされた時の事件からのフラッシュバック(記憶の再現)もあり、ベッドから起き上がる気力も出ない。
しかしホテルの滞在費用を捻出する為にも体を売りに行かねばならないのも事実なのだ。
「ゆま、仕事に行って来る。お前は部屋にいろよ、いいな?」
何かと自分を気遣う千歳ゆまに言い残して、重い足取りでマンガ喫茶へと向かう杏子。
その道すがら、ふと目に留まった選挙ポスターの掲示板に意外な顔を発見する。
「!・・・あいつだ。」
それは先日、杏子にアナルプレイを強要した男の顔だった。
「美国信男」という名前らしい。
「あいつ、政治家だったのか・・・。」
未成年である杏子に不道徳な性行為を要求する人物が政治の場で正義を語る事実に嫌悪感が湧き上がる。
(ちくしょう・・・こっちが薄汚い商売さえしてなきゃ訴えてやりたいところだぜ・・・。)
売春という生業が弱みとなって公(おおやけ)の場に出られないもどかしさ。
杏子は自分の不幸を恨んだ。
苦虫を噛み潰したような表情でマンガ喫茶に入り、アダルトサイトへアクセスする。
すると奇妙な事実に気が付く。
客待ちの同業者による書き込みが明らかに少ないのだ。
(あれ?風邪でも流行ってるのか?)
商売敵(しょうばいがたき)でもある他の女に興味など無い杏子は無頓着に書き込む。
すると程(ほど)なく携帯に連絡が入った。
(20)へ続く
- 39 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/19(火) 03:01]
- まどか☆マギカif...V(20)
その客は一晩3万円支払うという。
(もう一声欲しいところだが・・稼ぎを逃がすわけにはいかねぇ・・・。)
そう考えた杏子は客との待ち合わせの場所を指定して電話を切る。
ソウルジェムに念を込めて衣装を見滝原中学の女子制服に変化させ、マンガ喫茶を出ていく。
人通りの多い駅前の繁華街、指定したオブジェの前に到着する杏子。
すると中年と思しき客は既に待っていた。
「待たせちゃった?ごめん。ごめん。」
杏子は営業スマイルを浮かべて男に近付く。
「まだ5分と待ってないよ。大丈夫、大丈夫。」
男はにこやかに答え、2人はホテル街へ向かう。
宵闇に覆われた街、歳の差があり過ぎるカップルなのに疑う者がいない。
ホテル街の外れにある古びた外見の宿に2人は入っていく。
フロントで指定された部屋に着くと、杏子は男にシャワーを浴びるよう勧めた。
何故か疑う様子も無く、男は風呂場へ移動する。
(こりゃ楽な儲けができそうだな・・・。)
杏子は男が戻って来るまでベッドで休もうと、横になった。
しかし、それが罠だったのだ。
急激に意識を失い、昏睡する杏子。
シャワーに行ったはずの男は風呂場のドアを開けて、ベッドに倒れ込んだ杏子を確認してから何者かに合図を送る。
すると部屋の外から数人の男が入って来て杏子を縛り上げた。
(21)へ続く
- 40 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/20(水) 03:02]
- まどか☆マギカif...V(21)
不覚にも罠に嵌(はま)り、意識を失ったまま謎の男たちに連れ去られた杏子。
彼女の身柄はホテルの奥にあるドアを通じて謎の空間へと運ばれていく。
そう、魔法使いの作り出した結界である。
打ちっぱなしコンクリートの醸し出す無機質な冷たさが漂い、様々な責め具が置かれている大広間の様に見える場所に
置かれた小さなベッドに杏子の体が横たえられた。
すると結界の主と思しき青いローブを纏った魔法使いが現われ、杏子の体をしげしげと観察する。
魔法使いの手には円卓会議からの手配書が握られていて、掲載されている魔法少女の顔写真と杏子を見比べているのだ。
「どうやらこいつは佐倉杏子のようだな。たしか赤い指輪を填めている筈・・・。」
杏子の手を確認し、赤いソウルジェムの填まった指輪を見つけると慎重に外して取り上げた。
「くわばら。くわばら。見落としたら反撃されるところだったわい。」
指輪を持って立ち去ろうとする魔法使いは、男の姿をした使い魔たちに杏子を裸にして縛り上げるようする。
男たちは無抵抗な杏子から見滝原中学女子制服とブラジャー、パンティーを剥ぎ取り、全裸にすると後ろ手に緊縛した。
事ここに至って杏子はようやく目を醒ます。
「ん?私、どうしたんだ?」
すると見知らぬ男達が自分を覗き込んでいるではないか。
「お、お前ら誰だよ!何してるんだ!!」
慌てふためき、喚(わめ)き散らす杏子。
「今頃気付いたのか、佐倉杏子。」
杏子は相手に本名を呼ばれて驚く。
少なくとも商売の関連で誰にも本名を明かした覚えはなく、謎の男たちが何故それを知っているのか解らない。
(22)へ続く
- 41 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/06/24(日) 01:14]
- まどか☆マギカif...V(22)
消去法で浮かび上がる答えは一つ、相手が魔法使い関係である場合だけ。
(まさか・・・まさかだろ・・・あいつらに私の名前が知られてるっていう事なのか!?)
まるで冷や水を浴びせられたように押し黙ってしまう杏子。
「覚悟して我々に従うんだな!」
ニタニタと笑う使い魔達が、いつにも増して薄気味悪く見えてくる。
ソウルジェムに変身を念じたが何の反応も怒らない。
前回同様、奪われたのだろう。
男たちは杏子を立たせると、ベッドに向かって跪く様に指図した。
杏子は相手の出方を見る為、渋々ベッドの傍らで床に膝を突く。
すると男達は杏子の上半身をベッドへと押さえつけ、尻を突き出すポーズを作らせるのだ。
無防備な秘裂と菊門を男達に晒す不安と羞恥に杏子は顔を歪める。
男の一人が進み出て右手人差指にワセリンを一掬い取ると、それを杏子の菊門に塗りこむ。
「やめろォォォッ!それだけはやめてくれェェェッ!」
突然の接触に慌てて逃げ出そうとする杏子だが、他の男に取り押さえられてしまう。
ワセリン男は次にローションを人差指に塗り、ゆっくりと、しかし確実に杏子の菊門へ挿入した。
「うぅぅううぅぅッ.....気持ち悪ィ.....」
美国信男に菊門を犯された記憶が蘇り、嫌悪感から思わず涙目になる杏子。
まず人差指が前後に抽送され、しばらく繰り返された後、左右への拡張運動に切り替わった。
括約筋を解(ほぐ)す肛門マッサージと呼ばれる手法である。
使い魔達の意図を知り杏子は咽(むせ)び泣く。
(23)へ続く
- 42 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/07/03(火) 03:19]
- まどか☆マギカif...V(23)
そう、男の姿をした使い魔達の目的は菊門なのだ。
身体の自由を奪われ抵抗出来ない状態で排泄器官を穿(ほじ)られ続け、涙する杏子。
(こんな...こんな事、許されるわけが無いだろ...尻の穴で愛を交わすなんて...)
汚辱感と絶望が彼女の心を翳(かげ)らせていく。
親と断交し教会を飛び出しても彼女は心のどこかで神を信じていたのだ。
信仰ではアナルセックスは禁じられている。
強制されるとはいえ、杏子は背徳感に慄(おのの)いていた。
しばらくしてマッサージが終わり、使い魔達は男根にコンドームを被せると、その上からローションを塗りたくる。
1番手の男が杏子の背後から圧し掛かり、男根の先端を臀部の割れ目に沿って移動させ、菊門に宛(あて)がう。
「や、やめろォォォッ!前でやらせてやるから後ろは勘弁してくれェッ!!」
感触で感じ取った杏子は抗議と提案の叫びを上げた。
しかし男の逸物はズリズリと侵入してくる。
まるで蹂躙を楽しむかのように。
ワセリンを塗られて括約筋を解された杏子の菊門は男根を遮(さえぎ)る術(すべ)を持たない。
僅かな間に直腸まで挿入されてしまった。
根元まで逸物を挿入した男は、ゆっくりと腰を動かし始める。
「うぅ...こんな事って.....」
杏子はすすり泣きながら責めを受け入れるしかない。
まるで排泄物が無限に出入りするような感覚が原始的な性感を呼び起こす。
(バカな!...この私が尻の穴掘られて感じてるっていうのか.....)
(24)へ続く
- 43 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/07/04(水) 03:58]
- まどか☆マギカif...V(24)
心理学のフロイト学派では幼児期に肛門が性感の源泉になると説くが、原始的である分、強烈な感覚に訴える。
杏子の脳裏に突き上げてくる感覚は、まさしく快感。
それが杏子にとっては許しがたく、認められなかった。
(違うッ!感じてなんかいないッッッ!わ、私は変態なんかじゃないんだッ!!)
しかし息は乱れ、鼓動は高鳴り、肉体は性的興奮を示してしまう。
菊門を犯している使い魔は、ゆっくりとしたストロークで抽送を繰り返し、果てて次と交代した。
2番手の男も迷う事なく杏子の菊門に男根を挿入していく。
再び直腸を犯され無限排泄の感覚に悩まされる杏子。
(ち、ちくしょう...か、感じてなんかいないんだぞッ...)
肛門性感を否定しようと頭(かぶり)を振るも、杏子の全身は火照り脂汗をも浮かべてしまっている。
隠すべくもない官能の現われであった。
やがて3番目の男が逸物を挿入する頃には喘ぎ声すらも漏らしてしまう。
「ぁあ〜ん...大きいの、きつい.....」
杏子本人も驚く、本音の露呈である。
信仰の禁忌を犯し、なおかつ悦楽を感じてしまう背徳感が彼女の精神を苛(さいな)む。
(ち、違う...神様、私は...ちくしょう、何で体は反応しちまうんだ.....)
責められているのは菊門なのに秘裂も花蜜に濡れ、花芯も勃起してしまっていた。
4番目の男は菊門を犯しながら花芯もいじる。
「あッ、ぁッ、あッ...い、いや..感じちゃうっッッ!!」
二つの性感帯を同時に責められて杏子は狂おしく善がり悶えているのだ。
(25)へ続く
- 44 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/07/07(土) 19:55]
- まどか☆マギカif...V(25)
記憶にあるのは5番目か6番目の男までで後の事は解らない。
息も絶え絶えになった杏子がアナルレイプの嵐から解放された時、ほとんど意識が無かった。
それでも使い魔達は杏子をベッドに横たえると、内向きに2つの張形が付いた奇妙なベルトを取り出して装着しようとする。
抵抗しようにも何が起きているのかすら解らない杏子は男たちの成すがままだ。
腰周りに奇妙なベルトを巻き付けられ、ベルトの後ろ側から出ている張形バンドを前側に渡そうとしている。
股を開かれ、長くて太い張形を深淵に、短くて細い張形を菊門に挿入されてしまう。
更にバンドにはピンクローターを取り付けたポケットまで用意され、花芯にぴったりと宛がわれた。
男がスイッチを入れると股間の3カ所が一斉に刺激され、ぐったりとしていた杏子が身震いして目を醒ます。
「あっ!...な、何をしやがるッッッ!!やめろッ!!やめて下さい.....」
思わず反抗的に食って掛かったが後ろ手に拘束されている事実を思い出して語調を弱める杏子。
男達は杏子をベッドから立ち上がらせると今度は乳首を狙う。
性的興奮から既に屹立している彼女の右乳首にローター付きニップル(乳首)クリップを挟む。
「い、痛てぇッ!!ダメ、やめて.....」
上半身をゆすってクリップをふるい落そうとしたが無駄だった。
すると男は左乳首にも同じタイプのクリップを挟んだ。
『上半身のクリトリス』とも呼ばれる敏感な部分2か所を強く挟まれて泣き顔になる杏子。
それを見た男はローター付きクリップのスイッチを入れた。
クリップを通じて強い振動が乳首に伝わり刺激する。
湧き上がる官能を頭(かぶり)を振って否定しようとする杏子だが、肉体の反応は真逆だ。
溢れる花蜜が股間のバンドを濡らし、外側にまで滲み出してしまう。
もう杏子の肉体は当人によるコントロールが効かない状態なのか。
(26)へ続く
- 45 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/07/12(木) 02:25]
- まどか☆マギカif...V(26)
「ぁあぁぁああッッッ.....」
両乳首、花芯、深淵、菊門の5ヶ所を責められ杏子は悶絶する。
しかし男達はお構いなしに杏子をベッドから引き起こし、近くにある独房と思しき場所へ連れて行く。
重い鉄格子の填まった扉を開けると、そこは灰色の小部屋だった。
部屋の中央に鎖がぶら下がっていて、それは天井に設置された滑車へ続いている事が見て取れる。
男達は足元のふらつく杏子を鎖の近くに無理矢理立たせると両腕の下を通る形で乳房の下辺りに縄を巻き付け、背中側に結び目を作った。
その結び目に鎖を巻き付けて南京錠で固定し、滑車を使って鎖を引っ張り杏子が横になれない様にしてしまう。
杏子は官能に心乱され、何が起きているのかすら考える事が出来ない。
作業を終えた男たちは独房を出ていき、杏子は一人、静寂の牢獄にとりのこされてしまった。
男が居なくなって杏子は床に腰を降ろそうとする。
しかし鎖に阻まれて、しゃがむ事すらも出来ない。
(こ、これは...どうなってやがるんだ.....)
杏子は焦った。
その間にもローター付きクリップが乳首を、ローターが花芯を、2本の張形が深淵と菊門を刺激し続けているのだ。
「ん〜ッ、ん〜ッ...ハァ、ハァ、ハァ...」
刺激と快感が少女の脳を支配していく。
(こ、このままじゃ...私もマゾ化しちまう...何とか..何とかしないと.....)
だが状況を切り抜ける手段であるソウルジェムは敵に奪われ何処にあるかも解らない。
快楽責めに抗う手段は、もはや精神力だけだ。
無情な電動玩具達はあざ笑うように杏子の肉体を苛(さいな)み続ける。
(27)へ続く
- 46 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/07/15(日) 03:17]
- まどか☆マギカif...V(27)
ゆまは杏子の帰りを待った、待ち続けた。
しかし、いつもなら翌朝には帰って来る筈の杏子が翌日の昼過ぎになっても帰って来ない。
(これは・・・何かあったんだ・・・。)
そう気づいた、ゆまはホテルを出て杏子の行方を捜す。
マンガ喫茶にも駅前の繁華街にも杏子の姿は見当たらなかった。
(まさか魔法使いが絡んでるんじゃ・・・)
ゆまはソウルジェムの反応を頼りに結界を探す方策に切り替えて街を行く。
朧気(おぼろげ)ながら反応が出たのは古びたラブホテルの前。
前日に杏子が男と投宿した場所だ。
思わずホテルの玄関を開ける、ゆま。
ところがフロントに詰めている店員に見つかり追い返されてしまう。
奇妙な事に店員からは魔力の反応が無かった。
つまり使い魔ではなかったのだ。
(変だなぁ・・・この建物の中に何かがあるとは思うんだけど・・)
子供1人ではラブホテルに入れない事に、ゆまは思い悩む。
すると背後から話しかける者がある。
「ゆまちゃん?こんな所で何してるの?」
振り向くと声の主は、鹿目まどかだった。
以前の事件で面識があり安心した、ゆまは事情を説明した。
「杏子ちゃんが・・・それは困ったわね。」
(28)へ続く
- 47 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/07/16(月) 04:53]
- まどか☆マギカif...V(28)
ゆまの説明を聞いた、まどかは何とか手助けしようと考えを巡らせる。
そこへまるで影の如く現われる暁美ほむら。
「まどか、無理は止(よ)して。魔法使い絡みの事件なら私が対処するから。」
以前の事件で活躍を見た事のある、ほむらの登場に喜ぶ、ゆま。
「おねぇさん、私と一緒に杏子を探してくれる?」
「ええ、私に出来る範囲ならね。」
安易に解決を約束しない、ほむら。
その姿を近くの建物の屋上から観察する影がある。
(暁美ほむらが鹿目まどかと接触した・・・一緒にいる幼女はなんだ?)
ほむらを調査している呉キリカだった。
その視線に気づく事も無く、ほむらは、ゆまから聞き取りを行う。
「このホテルから弱い魔法の反応があるんだけど、子供は入れないんだって。」
「ここはちょっとね・・・大人がエッチな事をする場所だから・・・」
しどろもどろに成りながら事情を説明する、ほむら。
傍らで耳を傾ける、まどかも微妙な表情だ。
「でもフロントの人は普通に人間だった。結界の入り口はどこにあるんだろう。」
ゆまは今までの調査の結果を、ほむらに伝えた。
「それなら私が調べて来るわ。2人は待ってて。」
と言うなり、ほむらが突然姿を消す。
時間停止能力を使ってホテルへ入り込んだのか。
(29)へ続く
- 48 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/07/17(火) 02:09]
- まどか☆マギカif...V(29)
ほむらはラブホテルに潜入した。
手の甲に付いているソウルジェムを見ると確かに魔力の反応がある。
1階の廊下に面した部屋の一つ一つを調べていくと一番奥まった部屋に行きつく。
そこから魔力が漏れ出しているらしい。
しかし内側から施錠されていて時間停止魔法の制限時間内には開けられそうもなかった。
(調査に手間を取られ過ぎたわ・・・いったん引き上げね。)
ラブホテルから出たほむらが自ら魔法を解くと、急に姿が現われたように見える。
だが、それを観察していた呉キリカは見抜いていた。
(これは時間を止める魔法なのか・・・先に使われたら厄介だぞ。)
戻って来た、ほむらに、まどかが話しかける。
「ほむらちゃん、どうだった?」
「1階の奥に怪しい部屋があるけど今回は時間切れで中までは調べられなかった。準備が必要だわ。」
2人のやり取りを聞いた、ゆまが会話に割り込む。
「杏子は?杏子はそこにいるの?ゆま、手伝うから早くして!」
ほむらとまどかは困ったような表情を浮かべて頷(うなづ)き合う。
「焦ると失敗する確率が上がる。ここは一旦引き上げるよ。」
「ゆまちゃんは私と一緒に来て。」
3人はホテル街を離れていく。
ゆまと、ほむらが別行動を取った事でキリカは尾行調査の対象を絞れなくなった。
仕方なく美国邸へと引き上げるキリカ。
(30)へ続く
- 49 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/08/05(日) 04:20]
- まどか☆マギカif...V(30)
結界に捕らえられた杏子は独房の中で官能地獄と戦っていた。
心地よい振動で花芯は限界まで勃起し、深淵と菊門を貫く張形は根源的な快感を呼び起こす。
更に敏感な両乳首はローター付きクリップの振動で屹立し興奮状態を示してしまう。
事実、杏子は何度か気を遣り、僅かに残った理性で被虐の快楽への転落を防いでいるばかり。
そんな彼女の脳裏を過(よぎ)るのは自分が春をひさいで暮らしを立てる様になった切っ掛け、父と妹の事だった。
(わ、私のしてきた事は...間違っちゃいない筈だ.....)
それは3年ほど前の出来事、杏子が当時住んでいた風見が丘の話である。
教会の聖職者だった杏子の父は謹厳実直だが理想主義者で世間ずれした考えの持ち主だった。
厳しい現実を生きる信者たちと考え方が乖離しており、いつしか教会を訪れる者の姿は途絶えてしまう。
収入は激減し、まずは母が去って行った。
それでも父はやり方を変えず理想主義的な説教を続ける。
上納金を回収できない為、教団の組織からも疎まれ、父は孤立していく。
そんな父の姿を見ながら、杏子は妹の世話をし、家庭を支えようとしたが貧しさは家族を蝕む。
追い詰められた杏子の前に姿を現したのがキュウべぇだった。
魔法少女として契約する見返りに父の教会の立て直しを望んだ杏子。
奇跡的に父の主張が全国紙に取り上げられ、脚光を浴びて信者たちが教会に戻ってくる。
そこまでは良かった。
しかし、信者たちからの膨大な寄進を手にした父は心変わりしてしまったのだ。
それまで所属していた教団から離脱し、新興宗教を立ち上げる父。
教団経営という点では優れた才能を持っていたのかも知れぬ。
(31)へ続く
- 50 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/08/06(月) 02:33]
- まどか☆マギカif...V(31)
父の弁舌の才能は杏子の想像を遥かに上回っており、容易(たやす)く大衆を扇動出来た。
寄進された金でマスコミ工作を行い、全国ネットの番組への露出を増やし、得意の弁舌を振るう。
影響力は燎原の火の如く日本全国へと広がり、万人単位の信者を獲得していく。
杏子は傍らでそんな父の姿を見て、何かが違うと感じた。
かつての純粋な理想主義が鳴りを潜め、教団の維持、拡大の為の世俗的な考えにすり替わったのだから確かに違うだろう。
それは父自身より教団組織の幹部達にとって必要な路線変更だったのだ。
教団中枢に集まる金のお蔭で、杏子と妹モモの生活は劇的に改善したが、杏子は父の変節が許せなかった。
ある日、父に直訴して元の主張の戻るよう説得する杏子。
しかし受け入れられる事は無く、杏子は決意の元に家出してしまう。
それ以来、流れ者の魔法少女兼売春婦として各地を流浪する暮らしに落ちぶれていたのだ。
(親父、モモ...元気にしてるかな.....親父が間違いに気づいてさえくれれば.....)
心の片隅にわだかまる肉親への想いが杏子を理性の世界に繋ぎ止めているのかも知れない。
果たして数十回目かの官能の潮が突き上げて来たが杏子が墜ちる事は無かった。
責めのパターンが解ってくると多少とも心に余裕が生まれる。
すると今までは聞こえなかった周囲の音が微かに聞こえて来たのだ。
それは大勢の女達がすすり泣き、喘ぎ、呻く声らしい。
(どうやら私以外にも大勢捕まっているって事なのか...)
杏子は自分が置かれている状況を知る為、更に耳を澄ます。
「お尻は止めてよぉッ!前で勘弁してェェェッ!」
ドアの向こうの広間から叫び声が聞こえて来た。
(32)へ続く
- 51 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/08/23(木) 03:48]
- まどか☆マギカif...V(32)
深淵を前と表現している事から、杏子にはそれが同業者だと解った。
(最近、サイトへの書き込みが少なかったのは、ここの魔法使いの仕業だったのか...)
気付くのが遅すぎたという悔恨の想いが込み上げて来る。
しかし自分自身が捕まってみなければ結界の存在自体解らなかった程、巧妙な策略なのだ。
(最初の客は私を油断させる為の囮、たぶんは催眠状態にされた一般人だな、だから魔力の反応が無かったんだ...)
(そしてホテルのベッドに何か細工が仕掛けられていた。吸い込むと意識を失うような薬品でも染み込ませてあったんだろうさ...)
(魔力の反応が無いんで安心してた私は、まんまと罠に嵌められたってわけか...畜生!)
自分が騙されたプロセスを推理して悔しがる杏子だが、今の彼女にはソウルジェムを奪われ、魔法使いに対抗できる術(すべ)が無い。
その間に再び体に装着された責め具が蠢動を始め、杏子は官能との闘いに引き戻されていく。
一方、ドアの外側では男の姿をした使い魔たちが囚われた女の尻を犯している有様を眺めながら、結界の主(あるじ)たる魔法使いが思案を巡らせている。
青いローブを纏ったその存在は佐倉杏子の存在を扱いあぐね、円卓会議に報告していたが、ただ判断を仰ぐだけでは何とも能が無いと悩む。
(何か、あいつを利用して成果を上げる事は出来ないものだろうか?)
そして思いついたのが杏子から他の魔法少女に関する情報を引き出すという方法だった。
(見滝原周辺で活動している魔法少女は複数確認されている。あいつの周辺にも仲間的な存在がいるはずだ。)
芋づる式に関係を手繰(たぐ)って存在を特定できれば円卓会議にとって大きな利益になる。
それを可能にする為に策略を巡らす。
杏子は繰り返し突き上げてくる絶頂に理性を脅かされながら耐え続けていた。
深淵からあふれ出した花蜜が内腿を伝って流れ落ちていく感覚が悔しい。
(わ...私は..ワタシは感じてなんかねぇぞッ.....)
羞恥から快感を否定する杏子の目の前にある独房の扉が開く。
(33)へ続く
- 52 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/08/27(月) 02:01]
- まどか☆マギカif...V(33)
独房に入って来た数人の使い魔によって手足の拘束を解かれた杏子は広間へと連行される。
捕らえられてすぐにアナルレイプされた場所だ。
見ると部屋の隅に先程まで責められていた女が数人、使い魔に取り押さえられて固まっているのが見えた。
「気分はどうかね?佐倉杏子。」
あの青いローブの魔法使いが使い魔たちを従えて立っている。
「い、いいわきゃねぇだろ?.....」
精一杯の強がりを見せるも膝は震え、内腿には幾筋もの花蜜が垂れていた。
魔法使いが指図すると杏子を連れて来た使い魔達は、部屋の中央に置かれた奇妙な枠組みへと向かう。
それはパイプで出来た四角い枠組みで三角形の支えで床から垂直に立っている。
そして枠組みの四隅から鎖の付いた手枷、足枷が伸びているのだ。
抵抗も出来ず、枠組みパイプまで連れて来られた杏子は、それが自分を拘束する為の装置だと直感したが、
抗(あらが)う気力も体力も既に無く、手足を枷に繋がれてしまった。
「さて、本当に気持ちが良くないなら肉体に変化は現れない筈だ。そうだろう?」
魔法使いは枠組みに拘束された杏子の前に来て念を押す。
ローブの下の見えない顔が笑ったような気がした。
使い魔たちが杏子の乳首を責めていたローター付きクリップを外すと、有(あ)ろう事か乳首は限界まで屹立しているではないか。
思わず目を背ける杏子。
更に股間を責めていたローターと張形付きのバンドが外された。
深淵から引き抜かれた張形は花蜜に塗(まみ)れ、菊門から引き抜かれた方は腸液が付着しているようだ。
赤面して俯(うつむ)く杏子に魔法使いは追い打ちを掛ける。
(34)へ続く
- 53 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/08/30(木) 01:46]
- まどか☆マギカif...V(34)
「感じていないとか言う割には濡れまくりじゃないか?佐倉杏子。」
青いローブの下から皮肉の言葉を投げかける魔法使い。
それを聞いた杏子の顔が真っ赤に染まる。
「悦んでくれて幸いだよ。さて、さらなる歓迎を受けて貰おうか。」
そう言い終わると魔法使いは部屋の隅で女達を捕らえていた使い魔達に合図を送った。
使い魔達はそれぞれ女の手を引いて枠組みパイプまで連れて行く。
魔法使いは怯える女達に二言三言話しかける。
すると2人の女が枠組みパイプへX字状に手足を拘束された杏子の前後へ1人ずつ移動してきた。
(な、何をする気だ?こいつら.....。)
羞恥と屈辱で心折れそうになりながらも杏子は警戒心を解かない。
前に立つ女が語り掛けてくる。
「ごめんなさい...私、あの人達の言う事を聞かないとお仕置きされてしまうの...だから..やらせて...」
言葉が終わらぬうちに女は杏子と唇を重ねた。
商売女だろうか、巧みなキスのテクニックは杏子を慌てさせる。
(そ、そんな..キスは初めてじゃねぇけど...こいつ、上手い.....)
更に後ろに立った女は杏子のうなじに息を吹きかけて意識させ、首筋にキス、同時に腰から腋の下へ指で撫で上げ、
腋から乳房へと手を廻して少女の小さな乳房を弄び始めた。
その指は時折、感度が最高になっている乳首に触れ、杏子の官能を掻き立てるのだ。
(うぅ...堪(たま)らねぇよぉ.....頭がおかしくなりそうだ.....)
理性を振り絞って官能に流されぬよう抵抗する杏子だが、その行く末はおぼつかない。
(35)へ続く
- 54 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2018/08/31(金) 02:41]
- まどか☆マギカif...V(35)
一方、暁美ほむらは例のホテルの施錠を破るべく、ピッキングツールを準備した上で、まどか達に連絡した。
3人は翌日の昼間、ホテル街が閑散としている時間帯を選んで集合したのだ。
ほむら、ゆまは既に魔法少女姿に変身して作戦に備えている。
「ここから先は私とゆまで突入するわ。まどかは杏子を救護する準備をお願い。」
「わかった。ホテル街のはずれで待機してればいいんだね。」
「お姉ちゃん、早く行こう。杏子が酷い目にあってるかもしれない。」
ゆまに促されて、ほむらは時間停止の魔法を使い周囲の時を静止させる。
ほむらは、しっかりとゆまの手を握っていた。
「いい?私の手を離さない事。私と繋がっていれば停止場の影響圏の中にいられるけど、離れたら通常の時間流に戻ってしまうのよ。」
「うん、わかった。」
幼いながらも杏子を想う一心で、しっかりした返事を返す千歳ゆま。
2人は時の止まったホテルに侵入し、1階のおくりにある昨日微かな魔力が観測された部屋へ向かう。
今日はドアの前でも魔力の反応が無い。
訝(いぶか)しみながらもピッキングツールでドアの施錠を破る、ほむら。
謎の答えはドアの内側にあった。
薄い金属板がネジ止めで張り付けられていたのだ。
「この金属は多分、鉛だわ。鉛でテレパシーを遮断する実験が行われた事もあるそうだし、魔力を遮蔽(しゃへい)する力もあるんじゃ
ないかしら。つまり昨日観測した微弱な魔力は扉を開けた時に外へ漏れ出したという事なのね。」
どうやら魔法使い達の魔法少女対策は日を追うごとに巧妙さを増しているらしい。
間髪を置かず、ほむらとゆまは結界の入り口へ突入する。
(36)へ続く
- 55 名前:品川くじら [2019/02/28(木) 01:20]
- まどか☆マギカif...V(36)
2人の侵入はすぐさま察知され、青いローブの魔法使いのいる大広間に警報が鳴り響く。
「どうやら魔法少女共に感づかれたらしいな・・・。」
苦々しそうに舌打ちする魔法使い。
「使い魔ども!手空きの女どもを縛って連れて来い!!」
大急ぎで牢屋から女たちを引っ張り出して後ろ手に縛り、魔法使いの元に連行する使い魔達。
その数、20人以上。
女達を楯として構える使い魔達で、ほむら達が突入してくる入り口正面に人垣を作り、魔法使いはその背後に回り込む。
そして余っていた使い魔数人に杏子を枠組みから外すよう命じる。
杏子は官能の余韻から立ち直れていない状態で手足を縛られ、使い魔達に抱きかかえられてしまう。
魔法使いは没収したソウルジェムを懐に忍ばせ、杏子を捕らえた使い魔たちと共に脱出口へ向かった。
その瞬間、背後で激しい物音がして、ほむらとゆまが飛び込んでくる。
「佐倉杏子!ここにいるの!?いるなら返事をしなさい!!」
「杏子!ゆま、助けに来たよ!」
大広間に突入した2人の魔法少女は全裸の女を楯に構えた使い魔の群れに直面した。
さすがのほむらも犠牲者である女達諸共、使い魔を撃つ事が出来ない。
(ひ、卑怯な・・・。)
ゆまも人質を前に、どうする事も出来ない。
(う〜ん・・・ゆま、どうすればいいの!?)
「楯の使い魔ども!なるべく時間を稼ぐのだぞ!」
そう言い残すと、青いローブの魔法使いは杏子を連れた使い魔たちと共に他の空間へ逃げてしまった。
(37)へ続く
- 56 名前:品川くじら [2019/03/02(土) 01:53]
- まどか☆マギカif...V(37)
魔法使いを取り逃がし、グリードランプを回収できる目途が無くなり、ほむらが戦う意味は失せた。
しかし目前の女を楯にした使い魔の群れを捨て置く事も出来ず、ほむらは一計を案じる。
「ゆま、ちょっと目を閉じてて!」
「えっ?なんで!?」
「いいから1、2秒の間、目を閉じてなさい!!」
ゆまは、ほむらの剣幕に押されて渋々目を閉じた。
その瞬間、ほむらは床にスタン・グレネード(閃光手榴弾)を落とす。
暴徒から視覚を奪って制圧する目的の非殺傷兵器は大閃光を放って女と使い魔達を無力化する。
既にその時、ほむらは時間停止魔法を使って使い魔達の背後に廻っていたのだ。
そしてコンバットナイフを取り出すと、次々に使い魔の喉笛を切り裂く。
魔法が解除された時、使い魔は床へと崩れ落ちていった。
目つぶしを食らわされて女達が泣き叫んでいる。
「え?え!何が起きたの!?」
ゆまには事態が解らなかった。
「時間を止めて仕事したのよ。」
何時の間にか、ほむらは隣に戻っている。
2人は人質だった女達を介抱して正気に戻す。
その様子を背後の突入口から覗く1つの影。
(時間停止魔法か・・・こいつは厄介だぞ・・・)
呉キリカであった。
(38)へ続く
- 57 名前:品川くじら [2019/03/05(火) 05:03]
- まどか☆マギカif...V(38)
何者かの視線を感じて突入口を振り返る暁美ほむら。
だが既に視線の主(あるじ)はいない。
(誰かに監視されてる・・・この間といい、今といい・・何者が何の目的で・・・)
一瞬、考えを巡らせただけで全裸女達の世話に戻らなくてはならなかった。
魔法使いが杏子を連れて消えた脱出口も跡かたなく消えてしまい、追跡の手立てすらない。
更に結界は崩れ始めていて輪郭が歪んでいく。
そんな大わらわの中で監視者の素性を詮索するのが無理というものだった。
スタン・グレネードの閃光で一時的に視力を失っている女達が右往左往して怪我などしないよう取り計らう内に
結界は現実空間へ戻ってしまう。
辺りの景色からして繁華街にほど近い、今は空き家の商業施設が結界にされていたようだ。
まだ女達が正気を取り戻す前に、ほむらは、ゆまの手を引いて現場を離れる。
「さ、行くわよ、千歳ゆま。」
「でも、あの人達、大丈夫なの?」
「私たちの顔を覚えられる方がまずい。」
「そっか〜。顔バレしてはいけない業界なんだね、魔法少女って。」
変身を解いて商業施設を出る2人。
ホテル街のはずれで待っている筈の、まどかと合流する為、足早に立ち去った。
取り残された20人もの全裸女達が発見され、見滝原の怪事件として世間を騒がせる事になるのは少し後の話である。
一方、まどかと落ち合った、ほむらとゆまは杏子を救えなかった顛末(てんまつ)を話す。
まどかは表情を曇らせて、杏子の身を案じる。
(39)へ続く
- 58 名前:品川くじら [2019/03/07(木) 03:35]
- まどか☆マギカif...V(39)
一方、青の魔法使いに連れ去られた杏子は他の結界にいた。
どうやら魔法使い達は結界の間を結ぶ連絡路を持っているらしい。
結界には複数の魔法使いがいて、青ローブを出迎える。
「アナルの魔法使い、ハグリッドよ。その獲物はもしや魔法少女ではないのか?」
2人の使い魔に抱きかかえられた杏子の姿を見て他の魔法使いが話しかけて来た。
「いかにも。佐倉杏子とかいう魔法少女の捕獲に成功したのだ。」
「おお!生きたサンプルを持ち帰ってくれるとはありがたい。」
魔法使い達は杏子を何かの実験に利用する心算でもあるのか。
(冗談じゃねぇ・・・早くここを逃げ出さないと・・・)
気が焦る杏子だが、手足を縛っている縄を抜ける事すら出来ず、ソウルジェムも奪われたままだ。
「出来れば、こやつから他の魔法少女の情報を引き出したいのだが・・・」
ハグリッドは、杏子に自白させる事を目的としているらしい。
「例のデータベース用か。では我々も協力せねばなるまい。」
魔法使い達は魔法少女達の情報を収集して特徴や弱点を探るデータベースを構築しているのか。
「早速、杏子の取り調べを始めようじゃないか。そこの内診台にセットしてくれ。」
魔法使いの1人が指さしたのは産婦人科で使われるような足載せ付きの内診台だった。
2人組の使い魔は杏子の体を内診台の上に横たえると、足を縛っていた縄を解く。
暴れようとした杏子だったが、足首を掴まれ、足載せに足を固定されてしまう。
股を大きく開かれ、秘裂も露わにされた杏子は羞恥に身悶えする。
「ち、畜生ッ・・・見世物じゃねぇぞ!・・・・・」
(40)へ続く
- 59 名前:品川くじら [2019/03/08(金) 05:30]
- まどか☆マギカif...V(40)
続いて両腕も内診台左右の手枷に繋がれてしまう杏子。
「こ、殺すなら殺せ!」
精一杯の強がりを示すが、魔法使い達は嘲笑するだけだった。
「随分と勇ましいお嬢さんだな。では覚悟の程(ほど)を見せて貰おうか。」
かつて偽病院事件で現れた偽看護婦の使い魔が2人ほど杏子に近付く。
そのうち1人が手早く外科手術用手袋を填めて指先にワセリンを一掬い取ると、杏子の菊門に塗りこめる。
「うっ・・な、何しやがる!」
思わず偽看護婦を睨む杏子だが、相手に反応は無い。
「アナルマッサージです。」
こう答えるなり、どこから取り出したのか、ローションの瓶から少量を指先に絡め、滑りやすくしてから
杏子の菊門に宛(あて)がう。
そしてゆっくりと人差し指を挿入した。
「や、やめろッ.....」
既に焦りの色を浮かべる杏子。
だが偽看護婦は躊躇なく指を前後に動かす。
もう1人の使い魔もピンクローターを手に取って杏子の傍らに立つ。
「痛みを緩和する処置を行いますね。」
そう言うなり、まだ振動していないローターを杏子の秘裂に押し当て、先端を使って花芯を刺激する。
「そこは...うぅッ.....」
抵抗する意思に反して頬を赤らめてしまう杏子。
(41)へ続く
- 60 名前:品川くじら [2019/03/10(日) 22:23]
- まどか☆マギカif...V(41)
偽看護婦の指で菊門を抉(えぐ)られながら花芯を弄(いじ)られる異常な状況が官能を呼び起こしたのかも知れぬ。
杏子の鼓動は高鳴り、脈拍は加速し、その顔は隠しようの無い程、紅潮してしまっている。
ローターを操作する偽看護婦は杏子の花芯が潜むと思しき辺りに、ローターを押し付けたり離したりしながら刺激し続けた。
アナルマッサージを施術している偽看護婦は前後の動きと左右に広げる動きを切り替えながら括約筋を解(ほぐ)す。
元々アナルが感じやすい杏子は直腸を動き回る指の感覚に理性をかき乱されていく。
(こ、こいつら...上手(うめ)ぇ...だんだん頭が痺れてきちまった.....)
抵抗の意思が薄れ、必死に堪えてきた快感への反応が湧き上がってしまう。
「ぁ...ぁあ〜ん...」
思わず喘ぎ声が漏れた。
(し、しまった...このままじゃ.....)
魔法使い達に弱みを見せてしまった事に焦る杏子。
それを目敏(めざと)く見抜いたローターの偽看護婦はスイッチを弱から強に入れ替え刺激を強めた。
薄い包皮を通して振動の変化を感じた杏子の花芯は意思に反して屹立してしまう。
今や花芯は包皮を押し分けて小さなピンク色の姿を露呈している。
「み、見るな.....恥ずかしい.....」
精一杯の威勢も弱々しい杏子。
偽看護婦はローターを白衣のポケットに仕舞うと、替わりに何か小さなものを取り出した。
そしてゴムで出来たそれを強く摘んで中の空気を抜き、そのまま杏子の花芯に宛がう。
指を緩めるとゴム製品の中身は真空になり花芯を吸い付けて覆ってしまう。
通称クリキャップと呼ばれる責め具だ。
(42)へ続く
- 61 名前:品川くじら [2019/03/11(月) 02:58]
- まどか☆マギカif...V(42)
偽看護婦はクリキャップの装着で秘裂へ引っ込めなくなった杏子の花芯を指で弾く。
「!!...ツッ.....」
衝撃に顔を歪める杏子。
菊門を揉み解していた偽看護婦も目的を果たしたのか指を抜いた。
「先生、アナルマッサージ終わりました。」
偽看護婦の報告を受けて頷いたのは、あの偽救急病院院長ラダカストだ。
「うむ。患者に1リットル浣腸し給え。」
アナル看護婦は近場に準備してあった作業台を内診台近くに引き寄せる。
その上には既に調合を終えた浣腸液を入れた洗面器と大型のシリンダー式浣腸器が乗っていた。
浣腸器を手に取ったアナル看護婦は内筒を引いて浣腸液を吸い上げていく。
(や、やめろォォォ...やめてくれ.....)
朦朧とした意識の下で拒絶する杏子だが、願いを聞き入れてくれる相手ではない。
牛馬浣腸用の大型浣腸器に並々と注(そそ)がれた1リットルの浣腸液が杏子の菊門に迫る。
そして浣腸器の嘴管が括約筋を解されたばかりの菊門に突き立てられた。
「うぅッ...」
思わず杏子の口から嗚咽が漏れる。
それを聞きつけたローター看護婦は指先でクリキャップをグリグリと捏ねるのだ。
逃れようのない快楽の強要。
杏子の呼吸は乱れ、全身の肌が火照った。
同時に浣腸器から魔液が流し込まれてくる。
(43)へ続く
- 62 名前:品川くじら [2019/03/17(日) 01:15]
- まどか☆マギカif...V(43)
42℃、50%に調合されたグリセリン溶液が杏子の腸(はらわた)を満たしていく。
グリセリンの異物反応による腹痛に苛(さいな)まれる杏子。
(うぅ...は、腹が痛てぇ.....やめろぉぉぉぉ...)
同時にキャップで引き出された花芯をリズミカルに責められ、追い上げられていくのだ。
(く、狂っちゃうゥゥゥ.....ぁはッ.....)
大型浣腸器の内容物が空になる頃には気も狂わんばかりの表情と化していた。
菊門から嘴管が抜かれると共に、ずんぐりとしたゴム製の物が入り込んでくる。
アナルバルーンと呼ばれる淫具であり、排泄を我慢させる為の物だ。
挿入されたバルーンを手早く送気球で膨らませていく偽看護婦。
もう杏子は自力で排泄出来ない。
「な、何をする気だよぉ.....」
強気で抗弁する心算が、気弱な言葉になってしまった。
責められ続けた花芯も限界まで屹立し、花弁からは蜜が滴っている。
苦痛と官能の極限で、杏子は消えゆく意識を懸命に繋ぎ止めようと足掻(あが)く。
するとラダカストが内診台の枕元に近寄って話しかけた。
「気分はどうかね?佐倉杏子。楽になりたければ君の仲間について教えてくれないか?」
どうやら他の魔法少女たちの情報を引き出したいらしい。
「み、見損なうなよ...私がそんな事するわけないだろ...」
辛うじて残された意識で抵抗する杏子。
それを聞いたラダカストがニヤリと笑った。
(44)へ続く
- 63 名前:品川くじら [2019/03/22(金) 01:15]
- まどか☆マギカif...V(44)
「その元気なら、まだまだ大丈夫そうだな。」
ラダカストは内診台に拘束されて浣腸に苦しむ杏子に話しかける。
そして偽看護婦達に指示した。
「例の装置を準備してくれ。」
看護婦の1人がキャスターの付いた台に載せられた奇妙な装置を運んで来る。
それは長い棒の先に張形が取り付けられ、棒そのものがクランク運動で前後に動く仕掛になっていた。
「これはね、『ファッキング・マシン』という装置だよ。」
ニヤニヤと笑いながら説明するラダカスト。
その形状とネーミングから使用法を悟った杏子は狂ったように暴れて逃れようとするも、手足を拘束されていては無駄だった。
「まず膣内の滑りを良くしないと粘膜を損傷してしまうからね、ローションをたっぷり塗ってあげなさい。」
ラダカストに言われて潤滑材ローションを手に取った偽看護婦は杏子の秘裂を開き、深淵に指を差し込んで塗りたくる。
「や、やめろぉ...やめてくれ.....」
体内に違和感を感じて哀願する杏子だが聞き入れられる筈も無い。
さらに看護婦は、マシンの張形にもローションを塗った。
準備作業が終わるとマシンを載せた台は杏子を括(くく)り付けた内診台の腰の高さに調節され、股間へと迫っていく。
(ち、畜生...こいつら私を機械で犯す心算なのか...それでも私は負けねぇぞ.....)
マシンの張形先端部が秘口に密着し、杏子は覚悟を決めた。
「では、スイッチオン!」
宣言するラダカストに合わせて看護婦がスイッチを入れる。
鈍いモーター音と共に張形が突き出され、杏子の深淵を貫く。
(45)へ続く
- 64 名前:品川くじら [2019/03/24(日) 01:39]
- まどか☆マギカif...V(45)
機械力で押し出された重い一撃が杏子の深淵を貫き、内臓を突き上げる。
「ぐふッ!」
浣腸による腹痛に加えての蹂躙に呻く杏子。
同時に張形の根本にある張り出した部分がクリキャップを弾いて刺激した。
(こ、こんなのって...や、やばいぜ.....)
杏子は苦痛と快感の連弾に慄(おのの)く。
マシンを前後運動させるクランクは楕円形のカムが回転するのに従って、杏子の秘口辺りまで張形を後退させた。
「ぅうッ.....」
最初の一突きで強がる余裕すら奪われてしまった杏子の全身から冷や汗が滲みだす。
カムが回転し再びクランクが張形を突き出すと子宮の底まで突かれた杏子は堪らず秘裂から熱水を迸(ほとばし)らせてしまう。
(な、情けねぇ...私が...この私がぁ.....)
思わず赤面して頭(かぶり)を振る杏子。
「佐倉杏子、お漏らしかね?まあ、無理も無い。このファッキング・マシンはキングサイズで作られているからね。」
ニタニタと笑いながらマシンを自慢するラダカスト。
「男性経験がある君を屈服させる為に作られた特注品だよ。」
確かに今まで杏子が体験したどの男より太く長い張形だった。
それが3回、4回と機械的に突きまくり、花芯を嬲るのだ。
正気を保つことさえも難しい。
「辛ければ我々の質問の答える事だね。」
ラダカストは杏子の顔を覗き込みながら告げる。
(46)へ続く
- 65 名前:品川くじら [2019/03/25(月) 00:33]
- まどか☆マギカif...V(46)
「な、舐めんなよ...誰が答えるもんか.....」
気力を振り絞って抗弁する杏子。
「まだ反抗するゆとりがあるみたいだね。よし!」
ラダカストが偽看護婦に合図すると、ファッキング・マシンのピストン運動が激しくなった。
直径7センチ、長さ20センチを超える張形が早いストロークで杏子の深淵を穿(うが)つ。
「ぐッ、ぐはぁッッッ!...」
キングサイズに内臓を突き上げられ、杏子は呻く。
同時に花芯を弾かれ快感を強要されてしまう。
更に浣腸の腹痛が腸(はらわた)を焼いた。
逃げ場の無い苦しみの中で一瞬は仲間の名前を白状しようかという考えが脳裏を過(よぎ)る。
しかし、ゆまや、まどかを危険に晒す結果を考え、慌てて打ち消す。
「早く答えた方が身の為だぞ?」
ラダカストは情報を引き出そうと誘い水を打ってくる。
「...い、嫌だ.....」
杏子の口から出たのは拒絶の意思であった。
「それなら仕方ない。パワーアップ!」
ラダカストの合図でまたもマシンの運動が早くなる。
「!...ぐえぇッ!...うぅッ.....」
断続的に貫かれ、花芯を嬲られて杏子は限界を迎えた。
内診台の上で白目を剥いて失神した杏子を見ながら不気味に笑うラダカスト。
(47)へ続く
- 66 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/03/27(水) 01:39]
- まどか☆マギカif...V(47)
「よし、一旦休憩にしようか。」
ラダカストは意識を失った杏子への尋問を休止して、目覚めるのを待つ心算なのだろう。
ファッキング・マシンの動きが止まり、張形が深淵から抜かれる。
「この時間に患者の排泄を済ませておくんだ。」
偽看護婦はラダカストの指示でポリバケツを持ち、杏子の股間に宛がう。
その同僚がアナルバルーンの送気球のバルブを緩め、排泄を阻止していたゴム風船は急激に縮んでいく。
菊門から空気の抜けたバルーンが引き抜かれると同時に激しい勢いで1リットルのグリセリン液が噴き出して来た。
腹圧が最大になっていたのだろう。
続いて汚泥が流れ出し、杏子の腸は空っぽになる。
杏子がようやく意識を取り戻したのは、偽看護婦が菊門を清拭している最中だった。
(...私は気を失ってたのか...情けねぇ.....)
辛うじて仲間の情報を自白するのだけは防げたが、どこまで持つか心細い。
清拭を終えた偽看護婦は再び菊門にグリセリンを塗り、何かを近場から取り出す。
それは太くて短い男根の形をしたシリコンゴム製の玩具で電動アナルプラグと呼ばれているものだ。
アナルプラグの表面にローションを塗した後、偽看護婦はそれを杏子の菊門へと挿入する。
「..や、やめろ...やめてくれ.....」
慌てて哀願する杏子だが、それは意識が戻った事を相手に気付かせただけだった。
「おや?お目覚めかね、佐倉杏子。では続きを始めるとしようか。」
ラダカストの合図でマシンを積んだ台が少し前進し、張形の先端が杏子の深淵へ侵入する。
声を出した事を後悔する杏子だが、もう遅い。
(48)へ続く
- 67 名前:品川くじら [2019/04/19(金) 00:48]
- まどか☆マギカif...V(48)
ファッキング・マシンのスイッチが入り、クランク運動が張形を突き出す。
巨根が杏子の深淵を貫き、子宮底まで到達した。
「うげぇッ!」
思わず杏子が呻く。
張形はすぐさま深淵の入り口辺りまで後退し、再び突き出した。
「ぐぅぅッ.....」
杏子は内臓を突き上げられる様な衝撃に歯を食いしばる。
「う〜む、辛いだけでは面白味がないな。よし、アナルプラグ、スイッチオンだ!」
ラダカストの指示を受けた偽看護婦は杏子の菊門に差し込まれたプラグの電源を入れた。
アナルプラグはブルブルと蠢動し、菊門を刺激する。
既に数回のアナル開発を受けていた杏子は振動に官能を感じてしまう。
「!...くぅぅ...やめろ...やめてくれぇッ.....」
焦りの色を浮かべた杏子だが、次の瞬間、マシンの張形に突かれて声を失った。
(!!.....ぅううぅぅううぅうううぅうッ.....)
前後の穴を同時に蹂躙される屈辱と快感が、ごたまぜになった感覚が杏子の脳裏を支配していく。
「気分はどうかね?やめて欲しければ仲間の名前と居場所を白状する事だ。」
ニヤニヤと笑いながらラダカストは杏子の顔を覗き込む。
「うぅ...だ、誰がお前なんかに仲間を売るもんか.....」
気丈に拒絶する杏子だったが、それが裏目に出た。
「では電マも追加してみようか?」
(49)へ続く
- 68 名前:品川くじら [2019/04/21(日) 01:12]
- まどか☆マギカif...V(49)
ラダカストは偽看護婦に命じて電動マッサージ器を準備させる。
その有様を横目で見ながら杏子は2穴責めの快楽に翻弄され夢魔の世界を彷徨(さまよ)う。
元々感じやすかった菊門はアナルプラグの振動で、既に男を知っていた深淵は極太張型の果てる事を知らぬピストン運動で
抗う術も無く蹂躙され、花芯までも張形に弾かれ続けて極限まで勃起してしまっていた。
特に張形の雁首は子宮口(ポルチオ)を刺激するのに最適で、今や杏子はポルチオ性感に目覚めようとしている。
(...変だ...変だぞ.....やられまくってるのに..気持ちいい.....)
杏子は焦った。屈辱的な調教で快感に目覚めるなど明らかに何かの異常だと思ったからだ。
(ひょっとして、これがマゾに目覚めるって事なのか...冗談じゃねぇッ.....)
精神的には反発する杏子だが、肉体が直面する劣勢を覆す事など出来そうも無い。
電マの準備が終わったのか、偽看護婦が内診台まで帰って来る。
申し合わせたかの様にラダカストはファッキング・マシンの速度を緩め、張形を緩慢な動きに変えた。
内診台の傍らに立つ電マ係の看護婦がスイッチを入れた電マを杏子の花芯に宛(あて)がう。
クリキャップを通じて花芯に激しい振動が伝わり、電撃の様な快感が股間から脳天へ突き抜けていく。
「ぁあぁあぁぁぁ〜んッッッ.....」
獣(けだもの)の如(ごと)き嬌声を上げて悶える杏子。
しかし偽看護婦は責めを継続しない。
張形のピストン運動に合わせ、前進が始まると花芯から電マを離す。
すると電マに刺激された花芯が張形の突起に当たり猛烈に感じてしまう。
逆に張形の後退が始まると、すかさず花芯に電マを押し当てて刺激する。
逃げ場の無い快楽責めに杏子は追い込まていく。
(50)へ続く
- 69 名前:品川くじら [2019/04/22(月) 01:30]
- まどか☆マギカif...V(50)
電マの低周波振動で10秒前後、花芯を刺激された直後にファッキング・マシンの張形に突かれ
花芯とポルチオを同時に責められ、菊門は間断なくアナルプラグに弄(もてあそ)ばれるという快感地獄に杏子の意識は限界寸前らしい。
(...うぅ...このままじゃ本当にマゾになっちまう...しかし仲間を売るわけには.....)
マゾ堕ちへの恐怖心と良心の板挟みで杏子は苦しむ。
暫く責めを続けても仲間について白状しようとしない杏子の態度に業を煮やしたラダカストは、更に責めの内容を追加した。
「患者の乳首を責めてみようか。ローターを使ってあげなさい。」
偽看護婦の1人が白衣のポケットからピンクローターを取り出し、既に限界まで屹立している杏子の乳首に押し合ててスイッチを入れる。
「ぁひィィィィッ.....ぁっ、あっ、ぁ〜ん.....」
上半身のクリトリスと呼ばれる程、神経が集中している部位2か所を左右一度に刺激され悶え狂う杏子。
「はぁ、ハァ、はぁ、ハァ.....」
肌を火照らせ、息で胸を弾ませて喘ぎ続けた。
「乳首も感じやすいのかね、君は。若いのに開発され過ぎじゃないかね?」
ラダカストの言葉が杏子の羞恥を煽(あお)る。
(...く、悔しい...だけど反論できねぇ.....)
敵である魔法使いの手に落ち、性的な玩弄物として扱われ、責め苦に感じて何度も絶頂してしまっているからだ。
今の杏子は本来の彼女の理想像とは程遠い堕落した女と化している事に失望していた。
「どうだ?少しは喋(しゃべ)る気になったか?」
見下しながら問い詰めて来るラダカスト。
「ぅぅぅ...こ、この私を見くびるなよ...誰が話すもんか.....」
溢れ返る快感に意識が途切れ途切れになりながらも杏子は返答を拒み続けた。
(51)へ続く
- 70 名前:品川くじら [2019/04/23(火) 01:28]
- まどか☆マギカVif...(51)
「じゃ、仕方ないかな。」
ラダカストは白衣から何かを取り出した。
長細い注射器の様だ。
医療プレイの魔法使いは注射器の針からカバーを取り、内診台で悶絶する杏子の肩口に注射する。
全身の性感帯を一度に責められ意識が朦朧としていた杏子は針が刺さる僅かな痛みに気付かない。
謎の薬物の効果は1、2分で現れた。
杏子の視界は暗転し意識は途切れる。
彼女が気付くと、そこは囚われた筈の結界内部では無く、かつて見慣れた景色だったのだ。
風見ヶ丘にあった生家の教会に杏子はいた。
(あれ・・・私は何をしてたんだ?・・・ここを飛び出して見滝原で魔法少女をやってた筈なのに・・・)
一瞬、自分の記憶を疑う。
「杏子、おかえり。私だ。」
声に振り向くと、そこに父と妹が立っている。
「モモがお前をここへ連れ帰ってくれたんだよ。長い旅だったね。」
父に事情を説明されて一応納得する杏子。
「父さん、あれから色々あってね・・・。」
杏子は悔恨の想いで謝罪した。
「詳しい話を聞かせてくれないか?今日は親子水入らずで話し合おう。」
意外にも父は寛容に杏子を迎え入れてくれるらしい。
住居部分に移動した3人はテーブルを囲んで話し始めた。
(52)へ続く
- 71 名前:品川くじら [2019/04/23(火) 23:29]
- まどか☆マギカif...V(52)
自尊心と反骨精神で固めた心の堰が決壊した様に杏子はこれまでの事情を話した。
放浪と売春、魔法少女としての数々の事跡、仲間の事などすべてをだ。
そして父に許しを乞う。
父の答えは意外なものだった。
「詳しく話してくれてありがとう。これでデータベース作りが捗(はかど)るよ。」
にこやかに笑う父の輪郭(りんかく)が、ぼやけて変化していく。
杏子が我に返ると目の前で笑っていたのはラダカストだった。
「ぅう...ど、どういう事だ.....」
わが目を疑う杏子。
「自白剤チオペンタール、なかなか強力だねぇ。まさか君がここまで洗いざらい白状してくれるとは。」
どうやら薬品の力で幻覚を見せられ、ラダカストを父と思い込んで総てを話してしまったらしい。
「ち...畜生...騙しやがったのか...」
杏子は悔しがったが薬の影響もあるのか手足が言う事を聞かない。
「騙した訳ではないさ。君の頭の中にある理想的家族像が勝手に再現され、私は君のお父さんを演じていただけさ。」
ラダカストの言うには薬の影響で杏子の深層意識にある家族への想いが記憶を使って父と妹の姿を作り上げ、
ラダカストが父に扮して誘導尋問したという事らしい。
「総てを吐き出して気分が楽になっただろう?さ、快楽地獄を楽しみつくしたまえ。」
勝手な捨て台詞を残して、ラダカストは内診台の傍らから立ち去った。
残された杏子はファッキング・マシン、電マ、アナルプラグ、ピンクローターの作り出す官能に取り込まれていく。
(み、みんな...ゆま...すまねぇ...逃げろ...逃げてくれ...)
(53)へ続く
- 72 名前:品川くじら [2019/04/25(木) 00:05]
- まどか☆マギカif...V(53)
その頃ゆまは、ほむらの自宅に連れてこられていた。
先に落ち合った、まどかに杏子救出失敗の顛末を話すと我が事の様に心を痛めたので対策を考える為、ゆまを預かる事にしたのだ。
だがどことも知れぬ魔法使いの結界を探し出す目算がある訳も無く、2人は途方に暮れて顔を見合わせるばかり。
そんな時、ほむら宅のポストに謎の手紙が投函される。
手紙を開封した、ほむらが文面を読むと『佐倉杏子の居場所を知っている。協力されたし。』と書かれていた。
「どう思う?千歳ゆま。」
さすがのほむらも文書の信憑性に疑いを抱き、ゆまに意見を求める。
「こうしてる間にも杏子は酷い目にあってるかもしれない。今は差出人を信じて賭けるしかないよ。」
ゆまは杏子への想いを決意に変えて毅然(きぜん)と答えた。
「行こう、ほむら。」
幼い魔法少女は立ち上がって呼びかける。
「でも、どこへ?」
猜疑心(さいぎしん)から問いかける、ほむら。
「待ち合わせ場所が指定されてないって事は、向こうから来るんじゃないの?外へ出れば解るよ。」
答えるや否(いな)や玄関を開けて、ほむら宅を出る、ゆま。
ほむらも慌てて後を追う。
2人が表に出ると近くの電柱の影から手紙の差出人が現われた。
「やあ、初めまして。手紙を読んでくれたのかい?」
見滝原中学制服に身を包んだ黒髪長身の少女が立っている。
呉キリカその人であった。
(54)へ続く
- 73 名前:品川くじら [2019/04/26(金) 02:09]
- まどか☆マギカif...V(54)
「ボクは呉キリカ。今日は主人である美国織子の代理で来た。」
キリカは、ほむらとゆまに歩み寄って話しかける。
「この間から私の後を付けていたのは貴女だったのね・・・。」
ほむらは謎の追跡者とキリカの魔力パターンが同じである事に気付いた。
「ああ、ごめん、ごめん。君たちを観察させてもらったよ。」
薄笑いを浮かべながら答えるキリカ。
「で?いまさら私たちに何の用かしら、呉キリカ。」
あくまでも警戒を解かずに接する、ほむら。
「織子がボクに言ったんだ。佐倉杏子が秘密を洩らした事が原因で君たちが魔法使い共に狙われるって。」
「!?・・・すると佐倉杏子の居場所が解っているのね?」
ほむらが問い返す。
「いや、そこまでは解らない。織子の予知能力で解ったのは明日、君たちが使い魔達の襲撃を受けるって事だけ。
君たちの名前や正確な居場所を知っている人物で現在、魔法使いに囚われている佐倉杏子が情報源というのは解るだろ?」
どうやらキリカの主人の能力で感じ取ったビジョンに近未来の危機が映し出されたらしい。
「・・・それなら、その時が杏子救出のチャンスでもあるわね。」
ほむらは襲撃を逆手に取った策を巡らせる。
「ボクも手伝うよ。織子からも協力するよう言われてる。」
意外にもキリカは、ほむらへの協力を申し出た。
それから3人は、ほむら宅で明日の手筈について話し合う。
作戦の成否や如何に!?
(55)へ続く
- 74 名前:品川くじら [2019/04/26(金) 22:02]
- まどか☆マギカif...V(55)
翌日、千歳ゆまは一人で見滝原駅前のホテルへ向かう。
杏子と共に投宿していた場所だ。
その背後には暁美ほむらと呉キリカの姿が見え隠れしている。
2人共、変身した魔法少女姿の上からコートを羽織(はお)り、ゆまに何かあったら対応出来る様にしていた。
魔法使い達は杏子から引き出した情報を基に、ゆまの行動範囲を特定し、通り道に罠を貼って待ち構えているのだ。
ゆまがビルの間の狭い隙間を通り掛かった時である。
いきなり太い腕が伸びて、ゆまの襟首(えりくび)を掴み、隙間へ引きずり込む。
他の通行人が気付かぬ程、一瞬の出来事だった。
が、ほむらとキリカの目は誤魔化せない。
ほむらは時間停止、キリカは時間遅滞の魔法を使って、ゆまの跡を追う。
追いつくと、ゆまを攫った犯人の正体はすぐに明らかになった。
サルーマン配下の使い魔オークだったのだ。
隙間の間に結界の扉があり、そこから出入りしているらしい。
「どうする?暁美ほむら。」
キリカが、ほむらに目配せした。
「オークに案内して貰いましょう。」
事もなげに答える、ほむら。
通常時空に存在するオークには2人の存在を検知する手段は無く、手早いつもりで結界の扉をくぐる。
その腕には囮役(おとりやく)を買って出た、ゆまが抱えられていた。
果たして行く手に囚われた杏子がいるのだろうか。
(56)へ続く
- 75 名前:品川くじら [2019/04/28(日) 01:56]
- まどか☆マギカif...V(56)
狩りに成功したオークは主人に獲物を見せるべく、魔法使い達の集まる広間へと向かう。
ゆまは内心、自分の向かう場所に杏子がいる事を祈っていた。
巨体のオークは歩速も早く、ものの2分と経たぬうちに数十メートル先と思われる広間へ到着する。
入り口付近で、白のサルーマンが戻って来たオークに首尾を問う。
「お前の抱えている小娘が千歳ゆまか?」
「ぐへへ。間違いなく魔力の反応がありましたぜ。」
オークは主人の目の前に縛り上げた、ゆまを投げ出した。
「むぅ、意外と簡単に捕まるものだな。」
サルーマンは呆れたような素振(そぶ)りで、ゆまを見る。
「まあ、いい。お前の仲間、佐倉杏子とかいう女を捕らえてある。引き合わせてやろう。」
そう言い放つとサルーマンは広間の中央に向かって歩き出す。
「おい、ちびすけ。歩け!」
オークは、ゆまを急(せ)き立てて、サルーマンの後を追う。
(しめた!杏子はやっぱりここにいるんだ。)
俯(うつむ)いた、ゆまがニヤリと笑った。
杏子は広間の中央にある内診台に拘束され、股間にファッキング・マシンを接続されたまま呻いている。
(あっ、杏子が!魔法使いめ、許せないッ・・・でも、ここは作戦どおりに動かないと・・・)
それを見た、ゆまは全身の血が沸き立つような怒りを覚えたが、一旦自重した。
「千歳ゆまを捕らえたというのは本当か?」
以前、ゆまを目撃した事のあるハグリッドが確認しに来る。
(57)へ続く
- 76 名前:品川くじら [2019/04/30(火) 01:25]
- まどか☆マギカif...V(57)
オークに連れられた、ゆまを一目見るなりハグリッドは言った。
「おや?こいつの仲間の黒髪の女がいなかったか?俺の結界を台無しにした奴だ。」
ほむらの存在を知らぬオークは首をかしげるばかり。
「おかしい。新米の魔法少女が単独で行動している筈が無い。ペアを組むベテランがいるのが通例なのに。」
サルーマンも自身の経験から怪しみ始める。
だが他の魔法少女の影すら見当たらず、2人の魔法使いはラダカストの待つ内診台付近へと進む。
そして、ゆまは内診台に拘束され官能地獄で悶え狂う杏子の傍らに立たされた。
「あッ、ぁッ、ぁあ〜ん...い、逝きそうだ...うぅッ...」
全身の肌を火照らせ、脂汗を浮かべながら喜悦の表情を見せる杏子。
両乳首、花芯、深淵、菊門の性感を同時に味合(あじあ)わされ肉感に思考を支配されてしまっているのか、ゆまに気付く事すら無い。
(杏子・・・助けてあげたい。でも・・・。)
ゆまは我慢した。
ほむらとキリカが杏子のソウルジェムを奪い返さなくては救出作戦が成功したとは言えないのだ。
結界の中にある筈のジェムを探し出すまでの辛抱である。
一方、ほむらとキリカは既に結界に侵入し、杏子のソウルジェムを探しまわっていた。
ほむらは杏子の魔力パターンと同じ波長の信号が発信されている場所を突き止めて急行する。
するとそれは広間の隣にある小部屋であり、偽看護婦が1人でジェムの観測データを取っていたのだ。
マジックミラー越しに見える内診台の杏子が悶えるとジェムも明滅するらしい。
偽看護婦の背後を取った、ほむらは通常時間帯に戻りデザートイーグルを取り出すと使い魔の頭部を打ち抜く。
そして杏子のジェムを回収し、再び時間停止して広間へ急ぐ。
(58)へ続く
- 77 名前:品川くじら [2019/04/30(火) 21:55]
- さて、平成最後の投稿です。
令和になってもよろしくね。
- 78 名前:品川くじら [2019/04/30(火) 22:24]
- まどか☆マギカif...V(58)
「さて、千歳ゆま。お前の仲間の佐倉杏子が苦しんでいるぞ。どうする?」
ラダカストは余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)の態度で、ゆまを見下す。
が、その優位が保たれていたのは、ごく僅かな間だけだった。
隣室から銃声が聞こえ、偽看護婦が倒れる。
物音に驚いた広間の魔法使いと使い魔達は一斉に隣室の方へ振り向く。
次の瞬間、ゆまを攫って来たオークがズタズタに切り刻まれて倒れた。
ほぼ同時に内診台に拘束された杏子を責め嬲っていた偽看護婦2人組が銃弾に倒される。
「な、何事だ!何が起きている!?ぐはッ!!」
慌てたラダカストは大声で喚いたが、すぐ巨大な鉤爪に胸部を貫かれて絶命した。
「くそッ!敵だ!魔法少女がいるぞ!!」
事態に気付いたサルーマンが叫ぶが、これも側頭部を撃ち抜かれて即死する。
警備していた使い魔が駆けつけ闇雲に動き回って侵入者を探す。
ところが鉤爪を振るう呉キリカの前に被害を増やすばかり。
「あ、暁美ほむらとか言う奴の仕業か。ここは退散・・・。」
ハグリッドは騒ぎに紛れて逃げ出す。
時間停止、時間遅滞の魔法を使った鮮やかな奇襲に魔法使い達のアジトは壊滅したのだ。
ほむらは通常時間帯に戻り、囚われたゆまの縛(いまし)めを解く。
キリカは逃げた魔法使いを追撃しようとしたが、一足早く逃げられてしまった。
自由を取り戻した、ゆまは内診台に駆け寄り杏子の体に縋(すが)りつく。
「杏子!大丈夫!?私だよ、千歳ゆま!解る!?」
(59)へ続く
- 79 名前:品川くじら [2019/05/14(火) 01:07]
- まどか☆マギカif...V(59)
「ぅう...情けねぇ姿を見られちまったな.....」
杏子は絞り出すように呻く。
既にファッキング・マシンは停止し、花芯や乳首を責める手はいなくなっていたが官能の余韻は彼女の心と体を支配したままだった。
ほむらとキリカは協力してマシンの張形を杏子の深淵から引き抜き、拘束されていた内診台から降ろす。
「す、すまねぇ...迷惑掛けちまったな...」
杏子は助けに来た3人に詫びた。
「魔法使い達は学習して以前より狡猾になってる。私たちも単独では彼らに対抗するのが難しいわ。」
ほむらは例のホテルで魔力を遮っていた鉛の板や結界同士を結ぶ連絡路の存在を例に説明する。
が、説明の途中で、主を失った結界は揺らぎ始めた。
「お話は後だ!早くここから出ないと!」
一同を急き立てるキリカ。
「これ、貴女のでしょう。失(な)くさないようにね。」
取り戻したソウルジェムを杏子に手渡す、ほむら。
ジェムを受け取った杏子は、宝玉型のそれを指輪状に変形させて指に填め、念を込める。
すると全裸だった杏子の肉体を赤い魔法衣が覆った。
「さあ、脱出だ!」
キリカが叫んで先頭を走る。
4人は突入口から逆走して結界の扉を目指す。
間一髪、結界脱出に成功する4人。
振り返ると扉も消え、結界と思しき場所は古い倉庫の様だった。
(60)へ続く
- 80 名前:品川くじら [2019/05/17(金) 01:15]
- まどか☆マギカif...V(60)
現実世界に戻った後も杏子は憔悴(しょうすい)していた。
仮に自白剤の所為としても仲間に関する情報を魔法使いに漏洩(ろうえい)してしまった事は覆せえない。
ゆまと、ほむらに事実を打ち明ける杏子。
「まずいわね・・・あの結界から逃げ出した魔法使いもいるし、1人づつ狙い撃ちされる可能性が高いわ。」
さすがの、ほむらも顔を曇らせた。
「そこでだ、君たちに共同戦線の提案がある。」
呉キリカが話を切り出す。
「ボクの主(あるじ)、美国織子が言うには魔法使いの目的は総ての女性をマゾ化して支配する事らしい。
これまでは魔法使いが単独で行動し、魔法少女に妨害されて来た。ところが魔法使いも互いに連携して動く様に
変化し始めている。このままでは早晩、魔法少女は魔法使いの組織力に対抗できなくなってしまうと言うんだ。」
「つまり私たち魔法少女も組織化で対抗しようという事なのね?」
ほむらはいち早く相手の真意に気付く。
「話が早いね。連絡用のメールアドレスを交換しよう。」
キリカはポケットからスマホを取り出す。
「ちょ、ちょっと考えさせてくれ・・・」
杏子は言葉を遮って距離を置く。
元々一匹狼だった杏子だから心理的に抵抗があるのだろうと他の3人は思った。
そして3人だけでメアドを交換して連絡網を作る。
その有様を横目に見ながら杏子はふらりと姿を消す。
用事を終えた3人が気付くと既に杏子の行方は判(わか)らなくなっていた。
(61)へ続く
- 81 名前:品川くじら [2019/05/17(金) 01:54]
- まどか☆マギカif...V(61)
それからしばらく3人は杏子の姿を探し求めた。
しかし見出(みいだ)す事は出来なかったのだ。
「杏子、どこいっちゃったんだろう・・・。」
ゆまが悲し気な表情を見せる。
「彼女の心は傷ついているのよ。少しそっとしておいてあげましょう。」
ほむらがゆまの肩を抱いて慰めた。
その後、キリカは美国邸へ引き上げ、ほむらはゆまを連れて家に帰って行く。
一方、杏子は風見ヶ丘へ向かっていた。
そこに心残りである父と妹がいるからだ。
(私がラダカストに騙されたのは家族への想いが弱みになっていたからだ・・・今後の事を考えると
何らかの形で過去に決着をつけなければダメだ。)
彼女は如何なる形で過去と向かい合おうと言うのか。
美国邸へ戻ったキリカは事の次第を織子に伝える。
「そう。暁美さんと千歳さんからは承諾を貰えたのね。」
織子は表情を明るくして知らせを喜ぶ。
どうやら魔法少女組織化構想が進展しているようだ。
動きは魔法使い達の側にもあった。
ラダカストの結界から逃げ延びたハグリッドは円卓会議に事態を報告する。
会議のメンバーたちは倒された魔法使いに同情の意を示すも、魔法少女達のデーターを採取出来た成果を讃(たた)えた。
残されたデーターを利用した新たな作戦が見滝原に迫るのだろうか。
(62)へ続く
- 82 名前:品川くじら [2019/05/18(土) 01:45]
- まどか☆マギカif...V(62)
使い魔達は夜の闇を走る。
その標的は鹿目家。
既にや半を過ぎ、家人は寝静まった時刻だ。
怪異達は垣根越しに邸内の動静を窺(うかが)う。
頭目と思しき者の合図で使い魔達は一斉に垣根を越え、庭になだれ込む。
しかしそこまでだった。
瞬間的に全員が倒されて終わりになったのだ。
事態が終わった時、暁美ほむらの姿が闇から現われる。
「どうやら魔法使い共は、まどかを関係者と考えて狙い始めたみたいね。」
そう呟(つぶや)く間にも使い魔達の死骸はドライアイスの様に蒸発していく。
送り込んだ使い魔からの連絡が途絶えて、円卓会議の魔法使い達は作戦の失敗に気付いた。
「威力偵察が失敗したぞ。部隊は全滅だ。」
「鹿目まどかは何者かにガードされているという事か。」
「目標を変えよう。極力抵抗を避けるべきだ。」
ローブを着こんだ影たちが話し合う。
彼らが囲むテーブルの上には見滝原の詳細な地図と杏子から手に入れた魔法少女と関係者の資料が載せられている。
「警戒心が薄く、活動的な幼女なら罠に気付かれにくいのではないか?」
「この千歳ゆまとかいう魔法少女の事だな。」
「早速(さっそく)、こいつの居場所、行動パターンを探らせよう。」
陰謀の標的とされた、ゆま危うし。
(63)へ続く
- 83 名前:品川くじら [2019/05/19(日) 02:17]
- まどか☆マギカif...V(63)
数日後の事である。
ほむらは間断なく続く使い魔達の、まどか襲撃作戦に警戒して登校し教室でも、まどかへのガードを固めていた。
その間、千歳ゆまは、ほむらの部屋で待たされる次第だが、流石にゲームも飽きてしまう。
考えてもみれば彼女も小学生、普通なら学校で友達と遊びたい盛りなのである。
(そうだ・・・近所をパトロールして来よう。誰かが魔法使いに襲われてるかもしれない。)
時刻は昼下がり、ゆまはアパートの部屋を出て街へ出ていく。
その姿は近くの防犯カメラに写り込む。
しかし捉えられた映像を見ているのは防犯担当者ではなく、魔法使いだった。
「千歳ゆまが、暁美ほむらのアパートから移動を開始した。追跡を開始する。」
「OK。目標への接触はオブジェクトを通じて行う。」
狙われている事も知らずに住宅街を歩く、ゆま。
指輪状のソウルジェムに反応があれば即座に変身、応戦する構えである。
特に怪しい反応も無く、午後の太陽は照り付け、ゆまは喉(のど)の渇きを覚えて水飲み場のある近所の公園へ向かう。
児童公園には数人の親子連れが遊んでいるだけで、何の変哲もない景色だった。
ゆまが水飲み場に歩み寄ろうとした時である。ほむらと、まどかが姿を現す。
「お留守番、飽きちゃったの?」
「一緒にジュース飲まない?」
一応、警戒してソウルジェムの反応を見るも異常は無い。
2人に勧められるままジュースを飲み干す、ゆま。
だが次の瞬間、ゆまは意識を失って倒れ込む。
(64)へ続く
- 84 名前:品川くじら [2019/05/20(月) 00:48]
- まどか☆マギカif...V(64)
ほむらとまどかは、ゆまの体を協力して抱きかかえ公園から表通りへ出る。
そこで待っていたワゴン車に小さな体を積み込むと、2人はその場を離れた。
よく見ると顔立ちも目つきも似てはいるが別人だ。
偽ほむらとまどかは手早く見滝原中学校制服上着を脱ぐと携行していた紙袋に詰め込んで姿を消す。
一方、ゆまを載せたワゴン車は急速に走り出し、道路上に現われた結界の入り口に吸い込まれていく。
車を通した後、結界の入り口は跡形もなく消えた。
それからどれほどの時が流れたのだろうか。
一服盛られた睡眠薬の影響が切れて、ゆまは目を醒ます。
「あれ?・・・ここどこ?」
左右を見渡すと、けばけばしい彩色のアニメポスターが貼られた狭い部屋である事が解る。
「ほむらと、まどかはどうしたんだろう?」
あの2人が偽物だった事に、まだ気付かない、ゆま。
「やあ、目が覚めたみたいだね。」
不意に声がして誰かが部屋に入って来た。
「誰?」
ゆまは声の主(ぬし)に問いかける。
「おいおい、ご挨拶だな。君は公園で気を失ってこの部屋に運び込まれたんだぜ?」
若者と思しき声と服装の人物は、ゆまの不躾(ぶしつけ)を戒めた。
「助けてくれてありがとう。ところで、ゆまと一緒にいた2人はどうしたの?」
礼を言いながらも、ゆまは質問を続けた。
(65)へ続く
- 85 名前:品川くじら [2019/05/21(火) 01:42]
- まどか☆マギカif...V(65)
「あの2人なら君を僕に預けて帰っていったよ。彼女たちも色々忙しいんじゃないか?」
男はアニメプリントのTシャツにジーパン姿のラフな出で立ちの若者に見える。
「そっか〜。中学生って大変なんだね〜。」
思わず相手の話を鵜呑みにしてしまう千歳ゆま。
「それと助けたお礼が欲しいね。」
若者は前髪で目が隠れていたが真顔で、ゆまに要求した。
「お礼?ゆま、何も持ってないよ。」
ゆまは困った表情を浮かべて答える。
「だったらキスでいいよ。」
ずいと前のめりに身を乗り出してくる若者。
「えっ...でも...」
迫られて頬を赤らめる、ゆま。
「ここには君と僕以外、誰もいない。恥ずかしがらないで。」
鼻息を荒くした若者はゆまの小さな身体を抱き寄せて顔を近づけた。
「ぅ、うん...じゃ、キスだけね...。」
逃げられぬと悟った、ゆまは諦めて瞳を閉じ、唇を開く。
ここぞとばかりに若者は、ゆまの唇を奪う。
熱い抱擁(ほうよう)とキスが異性に免疫の無い、ゆまの理性を狂わせる。
(...これが恋愛って奴なのかなぁ...少女漫画で見た事あるだけだけど...)
キスが終わった時、恋愛に陶酔したのか、ゆまの瞳は潤んでいた。
(66)へ続く
- 86 名前:品川くじら [2019/05/22(水) 01:45]
- まどか☆マギカif...V(66)
若者は腕の中で息を弾ませている、ゆまに向かって言った。
「これで僕たち、恋人同士だね。」
「う、うん...」
キスを運命の出会いと信じた、ゆまは迂闊(うかつ)にも返答してしまう。
「じゃあ、次は特別なキスをしよう。」
そう言うと若者は抱きかかえていた、ゆまを床に寝かせて自分は近くに置いてあった小さなウィスキーボトルを取る。
キャップを外し、少量のウィスキーを口に含んでから、ゆまの体に覆いかぶさっていく。
唇を合わせ、ゆまの口を開かせて酒を流し込んだ。
生まれて初めてアルコールを受け入れた、ゆま。
その奇妙な味に当惑するも、咽(むせ)る事も無く、喉を通してしまう。
直後、若者の舌が、ゆまの口の中に差し入れられ嘗め回す。
こそばゆい感覚に理性が麻痺していく、ゆま。
(ま、まるで大人の女(ひと)の恋愛みたい...凄い...)
思えば実家では母親からいらないものとして扱われ疎外感を抱えて生きて来た少女にとって、
素性の知れぬ相手とは言え、愛情を注(そそ)がれた事が何より嬉しかった。
ゆまも若者と舌を絡めてキスに応じ始める。
数分の濃密なディープキスの後、若者はようやく唇を離す。
2人の口の間には銀色に光る糸の橋が架かっていた。
「ゆま、なんだか体が熱いの.....」
瞳を潤ませ紅潮した顔で、ゆまは若者に告げる。
(67)へ続く
- 87 名前:品川くじら [2019/05/23(木) 01:04]
- まどか☆マギカif...V(67)
「じゃ、服、脱いじゃおうか。」
若者は、ゆまに手助けして緑色のワンピースと靴下を脱がせる。
後(あと)、ゆまの身体を覆うものは履(は)き古(ふる)した女児パンツだけ。
恥ずかしそうに若者の目から乳首を隠す、ゆま。
「恥ずかしがらなくていいよ。僕たち、恋人じゃないか。」
笑みを浮かべる若者。
そして彼は再び、ゆまの身体に覆いかぶさっていく。
唇を重ね、舌を絡めながら掌で髪を、首筋を、肩を、胸を、腹を、太腿を、腰を丹念に愛撫するのだ。
巧みな若者のテクニックの前に、幼い肉体はなす術(すべ)無く燃え上がる。
更に先程、口移しされたウィスキーの酔いまで廻って来た。
まるで部屋全体がグルグルと廻る様な感覚が、ゆまから理性を奪う。
(熱い...恥ずかしい...でも凄く気持ちいい.....)
既に感覚ばかりで思考が成立していない。
未成熟な体はキスと愛撫に反応するばかりの物体と化し、弄(もてあそ)ばれる。
遂に若者は、ゆまの女児パンツに手を掛け、引き摺(ず)り下ろした。
露(あら)わとなった秘裂からパンツのクロッチ部分に花蜜の糸が引く。
「感じてたんだね、ゆま。」
若者が冷やかす様に言う。
しかし、ゆまは全身の肌を桜色に上気させ荒々しく呼吸するだけで反応出来ない。
ゆまの両足を左右に大きく押し広げた若者は、股間に顔を埋めた。
(68)へ続く
- 88 名前:品川くじら [2019/05/25(土) 18:17]
- まどか☆マギカif...V(68)
既に花蜜で溢れた、ゆまの秘裂に口付けする若者。
「ぅ、ぅ〜ん.....」
陰部に触れる唇の感触に身悶えする、ゆま。
若者は、ゆまに秘裂に舌先を滑り込ませた。
「!...ぁあ〜ん.....」
思わず、ゆまは嬌声を上げてしまう。
花弁を下から上へ舐め上げる舌先は幼い花芯を探り当てる。
そして優しく丹念に舌先を使い、花芯を舐(ねぶ)る若者。
「そ、そんなところ、汚いよぉ.....」
思わず若者に呼びかける、ゆま。
だが若者は躊躇せず花芯を舌先で転がす様に弄(もてあそ)ぶのだ。
「ぁッ...あぁぁぁぁァ〜...いい、いいのォ〜ッ」
アルコールの影響も手伝い、ゆまは狂乱した。
反応を得た若者は強く激しい舐(な)め方に切り替え責め続ける。
「ぁッ、あッ、ぁッ、あッ、あぁぁぁ〜!」
ゆまは初めてのクンニに悶え狂う。
その後も若者は強弱緩急を使い分けて花芯を舐り続け、ゆまを追い上げていく。
「んッ、んッ、んんッ...ゆま、もう限界.....」
最後に小さく喘いで、ゆまは気を失う。
その有様を見て、ニヤリと笑う若者。
(69)へ続く
- 89 名前:品川くじら [2019/05/26(日) 00:58]
- まどか☆マギカif...V(69)
ゆまが意識を取り戻した時、何故かゴワゴワとした感覚を頬に感じた。
視界一面に青いビニールシートが広がっている。
手足を動かそうとした、ゆまはまったく動かせないのに気付く。
それもその筈、ゆまは全裸で革製の手枷、足枷を付けられ左右それぞれの手枷が同じ側の足枷と金具で連結されて
動ける余地などまったく無いのである。
更に両足首の間には足を閉じられぬよう足枷と連結した棒が渡され、顔を左に向けた姿勢でうつ伏せになり、
尻を高々と持ち上げる体位を取らされているのだ。
(おかしい・・・どうしてこんな事をされるの?)
ゆまは若者に疑いを抱く。
すると背後から若者の声が聞こえて来た。
「気が付いたみたいだね、ゆま。次のプレイを始めよう。」
若者は右手に外科手術用手袋を填めて、その人差指の先にワセリンを塗り、ゆまの菊門に押し付ける。
「アナルマッサージだよ、ゆま。」
不安な表情を浮かべる、ゆまだったが若者の指は容赦なく菊門に割り込んでくる。
「うぅぅ...何をする心算なの?」
耐えきれなくなって、ゆまは尋ねた。
「君が痔にならない様に括約筋を解(ほぐ)しておく必要があるのさ。」
若者は指を入れたり出したりしながら答える。
「やめて...そんなの嫌...」
返された言葉に驚いた、ゆまは拒絶の意思を示す。
(70)へ続く
- 90 名前:品川くじら [2019/05/27(月) 01:11]
- まどか☆マギカif...V(70)
だが若者は無言でアナルマッサージを続ける。
抵抗しようにも身動きの取れない、ゆまは施術を受け入れるしかない。
「恋人って言ったのは嘘だったの?」
ゆまは若者に問いかけた。
「違う。恋人だからこそ君を守りたい。その為のマッサージなんだ。」
若者はあくまでも、ゆまの為だと強弁する。
その間にも指は抽送と拡張の動きを繰り返し、菊門は柔軟になっていく。
(うぅ・・・どうしよう・・・この人、ゆまに何をする心算なんだろう・・・)
不安げな表情で若者のいる方向に視線を送る、ゆま。
「あれ?つまらないのかい?」
ゆまの不安に気付いた若者は左手でピンクローターを手に取った。
そして震動するローターを、ゆまの花芯に当てる。
「んッ、んん〜ッ」
震動が花芯に響くのか、ゆまは小さく喘ぐ。
ローターを強く押し付けたり、離したりというテクニックで、ゆまを弄(もてあそ)ぶ若者。
菊門を掻き回される違和感と花芯責めの快感が渾然一体となり、幼い脳裏を支配していく。
「!.....ぁ〜ッ...ゆま、おかしくなっちゃう.....」
思わず、ゆまは嬌声を上げてしまう。
若者は我が意を得たりとばかりに責めを集中させる。
果たして、ゆまはどうなってしまうのか。
(71)へ続く
- 91 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/13(木) 01:14]
- まどか☆マギカif...V(71)
若者は、ゆまの菊門に差し込まれた指を前後左右に動かして括約筋を揉(も)み解(ほぐ)す。
体内を動き回る指先の違和感と、花芯を刺激するローターの快感に幼い肉体は翻弄(ほんろう)されていく。
「あッ、ぁッ、ぁあ〜ん...熱い、身体が熱いよォ〜ッ.....」
手足を拘束され身悶えさえも許されない身で嬌声を上げる千歳ゆま。
グリグリと横へ菊門を拡張する指の動きに涙を浮かべ、ズブズブと抜き差しされる動きに喘ぐ。
ローターから花芯に伝わる低周波振動に感じて花芯を勃起させ、全身の肌を火照らせてしまう。
彼女の乏しい人生経験からは想像すらつかない官能の嵐に理性を保つのすら難しくなっていく。
およそ10分近くもアナルマッサージが続いただろうか。
ようやく若者が責めを止めた時には、ゆまは息も絶え絶えの状態だった。
その直後、若者はどこに隠していたのか洗面器一杯の浣腸液とシリンダー型浣腸器を取り出し、
ゆまの背後に洗面器を置いて浣腸器に浣腸液を吸い上げる。
若者は300ccも魔液を充填された浣腸器の嘴管を、ゆまの菊門に差し込む。
ゆまは朦朧とした意識の下で硬い異物が体内に入って来たのを感じた。
(これは...何?..ゆま、どうなっちゃうの.....)
浣腸器の内筒を押して、ゆまの体内に注腸していく若者。
その口元には薄気味の悪い笑みが浮かぶ。
浣腸液が体内に侵入して、ゆまは慌てる。
(こ、これって...)
体内に広がるグリセリン溶液の異物反応で強烈な腹痛が起きて何をされているかを悟る、ゆま。
(浣腸だ...さやかや杏子がやられてた奴だ...痛い...どうしよう...)
(72)へ続く
- 92 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/14(金) 00:09]
- まどか☆マギカif...V(72)
2、3分掛けて300cc注腸し空の浣腸器を、ゆまの菊門から引き抜く若者。
魔液は、ゆまの腸(はらわた)に染みわたり効果を発揮する。
苦しい、耐えがたい苦しさだった。
ゆまは思わず若者に呼びかける。
「おにいちゃん、苦しいよ、ゆまをどうする心算なの?早くおトイレ行かせて!」
若者は、ゆまの背後でシリコンゴム製のアナルプラグにローションを塗(まぶ)しながら答えた。
「ゆま、少なくとも5分は我慢しないと浣腸液の影響が残ってしまうんだ。それまで耐えさせてあげよう。」
そして徐(おもむろ)に、ゆまの菊門へアナルプラグを押し当てた。
小さな男根の姿に似た器具の、ずんぐりした先端を幼女の菊門へと、めり込ませていく。
アナルマッサージで括約筋を揉み解された為か、ゆまの菊門はプラグを、すんなりと受け入れてしまう。
「う〜ッ、これじゃ、おトイレ出来ないよぉ...」
瞳に涙を溜めて呻く、ゆま。
「苦しいかい?耐えるんだ、ゆま。」
微笑みながら若者は語り掛ける。
「うぅッ...だって、だってェ.....」
あまりの腹痛に、ゆまはしゃくり上げる。
「じゃ、気分が紛れるようにローターで遊んであげよう。」
先程のローターを手に取り、ゆまの秘裂に宛がう若者。
まだ勃起が収まらない花芯にローターが当たる気配と共に心地よい振動が伝わってくる。
不覚にも、ゆまは頬を赤らめてしまう。
(73)へ続く
- 93 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/15(土) 22:13]
- まどか☆マギカif...V(73)
若者は、ゆまの花芯に当てているローターを時折、押し付けたり離したりして振動の強弱をコントロールし、
一本調子な責めを避ける事で慣れさせない。
ゆまは変化し続けるローター責めに官能を煽(あお)られ心拍を早め息を乱して喘ぐ。
「はぁ..はぁ...はぁ..いい...気持ちいいよぉ..ゆま、おかしくなっちゃった.....」
浣腸されて1、2分、苦痛と快楽の狭間(はざま)で身悶えする幼女。
既に全身の肌を火照らせ女としての性(さが)を露わにしてしまう。
(お腹痛くて苦しいのに...感じちゃう...これは何故..!!)
頭の中が真っ白になり意識が断絶する。
責めが3分を超える頃、ゆまは気を遣ってしまった。
それでも若者は手を休めない。
今度は空いた左手に羽箒を持ち、ゆまの内腿に羽先を当てる。
意識を取り戻した直後の、ゆまは敏感になった肌で当てられている羽根を感じた。
(え?..今度は何をするつもりなの...)
羽箒を操る手は、羽先を内腿の膝近くから足の付け根に向かって撫で上げる。
(!!...ッ.....)
まるで電流が走ったかのような快感が脳天に突き抜けた。
ゆまは一瞬体を震わせて強烈な快楽を受けた事を表す。
更に継続されているローター責めの効果も加わり、ゆまの意識を絶頂に向けて追い上げていく。
「ぅう〜...ゆま、ゆま、もう限界だよぉ.....」
その瞬間、幼女の股間から熱水が迸(ほとばし)った。
(74)へ続く
- 94 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/17(月) 01:08]
- まどか☆マギカif...V(74)
ゆまの粗相(そそう)は若者の衣服を濡らしてしまう。
「おもらしかい?」
若者は笑いながら、ゆまを冷やかす。
しかし意識が飛んでしまったのか、ゆまは反応出来ない。
「ハァ..ハァ...ハァ...ハァ.....」
息苦しそうに喘ぐ。
それでも若者の手が止まる事は無く、羽箒で執拗に内腿を撫で、ローターで花芯を刺激し続ける。
既に浣腸されてから4分が経過し、排泄可能になるまで1分と残っていない。
だが幼い、ゆまの人生経験では想像も出来ないような苦痛と官能の断続的な経験に彼女は気も狂わんばかりになっていた。
(気持ちいい..苦しい...苦しい...気持ちいい...どっち?...どっちが本当の私?)
若者は突然、責めを止める。
すると快感で誤魔化されていた浣腸による腹痛が蘇(よみがえ)り、ゆまを正気に引き戻す。
「い、痛い...お腹痛いよぉ.....」
「やっぱり麻酔は必要だろ?」
そういうと若者は再び羽箒とローターによる責めを再開した。
(ぁ...あ.....き、気持ちいい...感じちゃうよぉ...)
再びの官能に陶酔してしまう、ゆま。
そうこうする内に5分が経った。
若者は責めを止め、おまるを準備すると、ゆまの手枷と足枷を連結していた金具を外し、身体を起こさせる。
「ゆま、おトイレの時間だよ。」
(75)へ続く
- 95 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/18(火) 01:36]
- まどか☆マギカif...V(75)
不自然な姿勢で拘束されていた事も手伝ってか、ゆまはまだ現実を認識出来ない。
若者は、ゆまの足を開かせ間に、おまるを差し込んで跨がせる。
そしてつま先立ちで座らせ、おまるが尻の直下に来るよう調整した。
「ゆま、プラグを外すよ。」
囁(ささや)く若者は、ゆまの菊門を封鎖していたアナルプラグを引き抜く。
腹圧が上がり切っていたのか、解放された菊門から浣腸液が噴き出す。
続いて体内の泥流も流れ出して行った。
「うぅ...ゆま、恥ずかしいよぉ.....」
ゆまは若者に尻を清拭されながら呟(つぶや)く。
最も見られてはいけない場面を、隠しようもなく人前に晒(さら)してしまったのだから当然の反応だろう。
尻を拭き終えた若者は、おまるを持って部屋の外に出た。
が、入れ替わりに同じ姿をした若者が浣腸器を入れた洗面器を持って入ってくる。
「あれ?どうなってるの?」
疑問を抱く、ゆま。
2番目の若者は最初の若者と同じ口調、物腰で答えた。
「僕らの事を気にする必要は無いよ。全員で1人だからね。」
その言葉が意味する事を考えあぐねている内に若者は、ゆまに四つん這いの姿勢を取らせる。
「これから微温湯(ぬるまゆ)を注腸して、お腹を掃除するから。」
若者は洗面器から浣腸器に微温湯を吸い上げ、ゆまの菊門に嘴管を挿入した。
体内に注ぎ込まれる液体を感じながら、ゆまは悩む。
(76)へ続く
- 96 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/20(木) 00:45]
- まどか☆マギカif...V(76)
(何故、同じ人が2人いるんだろう...これはもしかして魔法使いの仕業?)
ゆまは魔力反応を確かめる為、指に填められている筈のソウルジェムを見ようとする。
が、ソウルジェムが無かった。
驚いて反対側の手も確認する。
そこにも指輪は無かった。
(ど、どうしたんだろう...どこかで落とした?)
心当たりを探る、ゆま。
しかし公園で意識を失う直前には指輪で魔力を確認した事を明瞭に憶えているのだ。
(誰かに盗られた?でも誰に?)
ゆまが想いを巡らせている最中にも、若者は2本目、3本目の浣腸器で微温湯を注腸して来る。
そして幼女の腹部を膨らませるほど注ぎ込むと、ゆまを促しておまるを跨がせ微温湯を排泄させた。
若者は吐き出された微温湯を確認してから、おまるを持って部屋を出ていく。
すると入れ替わりに3人目の同じ姿をした若者が入って来た。
2人目と同じく洗面器一杯の微温湯と浣腸器を携えている。
「ゆま、まだお腹の中に汚れがある。完全に綺麗(きれい)になるまで洗腸だよ。」
反抗しようと思ったが出来なかった。
今のゆまは無力な幼女でしか無いのだ。
再び四つん這いの姿勢で洗腸を受ける、ゆま。
しかし確信した事がある。
(この人達、使い魔だ...ゆま、魔法使いに捕まっちゃったんだ...)
(77)へ続く
- 97 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/22(土) 01:33]
- まどか☆マギカif...V(77)
ようやく、ゆまの心中に囚われた恐怖と屈辱感が込み上げてくる。
(ど、どうしよう...杏子にも、ほむらにも連絡する手段が無い...)
当面、使い魔らしき若者に従うしかないという結論にたどり着いてしまう。
その間にも3人目の若者が浣腸器1本分の微温湯を注腸した。
(ああ、ゆま、どこで騙されちゃったんだろう...)
記憶を手繰り、この事態に陥(おちい)った原因を考える、ゆま。
更に2本、3本と微温湯を注ぎ込んでくる若者。
(そうだ...公園で飲まされたジュース...あれで意識を失って...)
ゆまはここまで考えたが、若者に促されて、おまるを跨ぎ、腹の中の微温湯を排泄した。
若者は、おまるの中身を見て微温湯の澱(よど)みを確認する。
「どうやら綺麗になったみたいだね。次の段階へ進むよ。」
3人目の若者も、おまるを持って部屋を出ていく。
すると入れ替わりに4人目が入ってきた。
4人目は大型のビーカーに入った小型の浣腸器を携(たずさ)えている。
今までとは用途が違うらしい。
3回の強制排泄でへとへとになった、ゆまは逃げる気力も失い床に臥(ふ)していた。
「ゆま、頑張った御褒美(ごほうび)を上げよう。」
4人目はそう言うなり、ゆまの傍らに腰を降ろし、100ccの小型浣腸器にビーカーの中身を吸い上げる。
ゆまは浣腸器の嘴管が菊門に差し込まれる感触に総てを諦めてしまう。
謎の液体が容赦なく体内に侵入してきた。
(78)へ続く
- 98 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/23(日) 00:32]
- まどか☆マギカif...V(78)
「ゆま、これはね、アルコール5%の溶液だ。何が起きるか解るかな?」
若者は液体の内容を打ち明ける。
100ccのアルコール溶液は、ものの1分と経たないうちに、ゆまの体内へ注入された。
「アルコールは腸の粘膜からの方が、口から飲むより吸収が早いんだ。」
そう若者が説明している間にも、ゆまはアルコールの影響を受け始めてしまう。
身体の平衡(へいこう)を司(つかさど)る、三半規管が麻痺し、部屋が自分を中心にグルグルと廻るような錯覚に捕らえられる。
「ゆま、おかしくなっちゃったのかなぁ。部屋が廻っちゃうよぉ...」
「そうだろうね、どんな酒豪でも5ccもアルコールを入れられたら酔っぱらってしまうという。
君みたいに抵抗力の無い子供ならすぐ感覚の麻痺が始まるという事さ。」
恐るべし若者は、ゆまを酩酊させて何をする心算(つもり)なのだろうか。
部屋の外からも3人の若者が帰って来て全裸でもがく、ゆまを取り押さえる。
そして2人がかりで、ゆまの身体を引き起こすと、もう1人が尻の下におまるを差し込んだ。
「ゆま、お腹に力を入れるんだ!」
若者に指図されて、ゆまは腹部に力を込める。
すると菊門からアルコール溶液が排出された。
3人目はトイレットペーパーで手早く、ゆまの尻を清拭していく。
ゆまは羞恥と酔いで全身を火照らせ、ぐったりと脱力してしまう。
3人目が、おまるを持って部屋を退出すると4人目は、ゆまの身体を仰向(あおむ)けに寝かせ、足首の枷の間に棒を渡して取り付た。
もう、ゆまは自力で足を閉じる事は出来ない。
ゆまの裸体を覗き込む3人の欲望に満ちた視線が怖い。
(79)へ続く
- 99 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/23(日) 00:58]
- まどか☆マギカif...V(79)
1番目の若者がアニメプリントTシャツとジーンズを脱ぎ捨て全裸になる。
すると2番目の若者は、ゆまの頭部側へ廻って、ゆまの両手首を掴み、抵抗を封じた。
とは言え、ゆまは既に意識朦朧の状態であり抵抗できる状態ではなかったが。
1番目の男根は限界まで怒張していた。
ゆまの足側に腰を降ろすと、拘束されている両足を掴み高々と持ち上げる。
すると幼女の秘裂は隠しおおせる事も出来ずに露(あら)わとなってしまう。
男根の先端を、ゆまの秘裂に押し当てる1番目。
「ゆま、愛してる。行くよ。」
腰をゆっくりと前に突き出す。
穢(けが)れを知らぬ深淵に、じりじりと侵入していく男根。
これでも、ゆまは酩酊による感覚の麻痺で貞操の危機を知覚する事すら出来ない。
(なんだろう...何か変だけど..わかんないや...)
そして遂に男を受け入れてしまった。
処女の徴(しるし)が床を紅く染める。
1番目は何回か腰を振って果て、2番目と位置を変わった。
ゆまはなす術も無く2番目にも貫かれてしまう。
そして3番目、4番目も、ゆまを凌辱していく。
若者達は欲望を満足させると、ぐったりしている、ゆまを近くにあるベッドに載せた。
それは四隅から鎖が伸びて、ゆまに填められている手枷足枷と連結できる特殊なベッドだ。
ゆまの手足を大の字に鎖へ繋いだ若者達は部屋を立ち去る。
(80)へ続く
- 100 名前:名無しさん@はにゃ〜ん [2019/06/24(月) 01:16]
- まどか☆マギカif...V(80)
かなりの時間が流れて、ゆまはようやく意識を取り戻す。
何かに寝かされている事は解った。
起き上がろうとして、手足に違和感を覚え、身体を動かせる範囲で手足を確認する。
手枷、足枷と連結された鎖で自分が拘束されている事に気付く。
(あの人、ゆまを愛してるって言ってたのに・・・何故・・・)
自分に愛を傾けてくれた若者に裏切られた想いで、ゆまは表情を曇らせた。
身体にも痛みがあり、それが犯された結果のダメージだと悟る、ゆま。
(どうしよう・・・ゆま、玩具にされちゃったんだ・・・早く、ここから逃げないと・・・)
鎖を引(ひ)き千切(ちぎ)ろうと手足に力を入れて、ゆまはもがく。
しかし鎖はビクともしない。
ゆまは諦めて他の手段を考える。
(ほむらが気付いてくれれば助けに来てくれるかも・・・)
その時、部屋の扉が開く音がして数人の足音が近づいて来た。
ゆまは首を起こして音のする方向を見る。
あの若者達だった。
そして、ゆまが連れて来られた時には6畳一間程度だった部屋が縦横15メートル以上ある広間に代わっている。
(やっぱり魔法使いの結界だったんだ・・・)
4人の若者は、ゆまを拘束しているベッドを囲む。
「やあ、ゆま。目が覚めたみたいだね。僕らと遊ぼう。」
周りから見下ろす若者達の視線に只ならぬものを感じて、ゆまは怯えた。
(81)へ続く
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