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4:品川くじら < 8/30 3:27
幼女屈辱医療(3)<<夏休み子供大会>>
「がくよーかんじゃ?」みちるは目を丸くする。
「医学研究の為に協力してくれる患者という意味さ。」聖女史がさらりと難しい事を言ってのけると、
「でも、注射だから痛いんだろ?」と、今度は注射に対する恐怖心を表すみちる。
「死んでしまうか、一時の痛みを堪えて助かるか、という事だな。」
「う〜。確かに死んでしまっては困るのだ・・・。注射してもらおうかな・・・?」
「みちるは勇気があるな。早速、医院へ入り給え。」聖女史はみちるをおだて、後へ退けないようにした。
そして犠牲者は現場へと向かった。
聖女史はみちるを待合室へ上がらせると、携帯電話を取り出し、佳乃へ連絡する。
「佳乃、か?私だ。」
「お姉ちゃん?どうしたの?」
「実はな、看護実習用のモルモットが手に入った。」
「え〜!?お姉ちゃん凄〜い!!」
「佳乃が帰って来たら、早速実習を始めよう。」
「うん、飼育係のお仕事が終わったらすぐ家に帰るから!」
携帯電話を終えると、みちるが怪訝な顔で尋ねてきた。「モルモットって何なのだ?」
「ああ、ドイツ語で患者という意味さ。業界の隠語でね。」笑って誤魔化す聖女史。
それから佳乃が帰るまでの間、2人は暇つぶしの雑談を続けた。
佳乃が学校から戻ったのは昼少し前だった。
「お姉ちゃん、私大急ぎで返ってきたよ。まず何をすればいいのかなぁ?」
「取り合えず形から入ろう。私の部屋の箪笥の一番下の引き出しにインターン時代に使っていた白衣
があるから着替えておいで。」
佳乃は大喜びで2階への階段を駆け上っていく。
その間に聖女史はみちるを促して診察室へと案内した。
(4)へ続く

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