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28:品川くじら < 9/16 0:43
アナル倶楽部(4)
浣腸男は瑞希の臀部の割れ目に浣腸器の嘴管をあてがい、菊門の方へと撫で上げるように動かしていく。
そして形のいい菊の蕾の中心部に嘴管を押し当て、ゆっくりと沈めていくのである。
「う・・・」瑞希は思わず瞼を閉じた。が、目の前の現実が消滅するというわけでは無かった。
嘴管が菊花の中心に収まると、男はニヤニヤと笑いながら浣腸器の内筒を押し、瑞希の体内に薬液を
注入し始める。腸内の気圧が変わっていくのが、はっきりと判るのに瑞希は不安を覚え、再び目を開く
と、すでに300ccの浣腸液の半分以上が注ぎ込まれた後だった。
「け、けだもの・・・」彼女は精一杯の反抗の言葉を吐いた。しかし浣腸男は「人というものは、皆、
二本足の獣なのだよ。欲望を充足する為に知恵を絞る。だからこそ世の中は進歩するのさ。そうは
思わんかね?」と、判ったような判らないような言葉を返してきた。
スポーツ万能でも思慮深い方とは言えない瑞希には反論する言葉が見つからなかった。
そんなやり取りの間に残りの浣腸液の注入も終わり、300ccの魔性の液体は少女の体内でその威力
を発揮し始めた。激しい腹痛が少女を襲う。
明るさと健康の化身のような彼女は最早、便意と戦うだけが精一杯の存在になってしまった。
「ふふふ・・・薬が効いてきたようだね。しかし、すぐ出させるわけにはいかない。」浣腸男は嘴管を
引き抜きながら宣告した。そして仲間の覆面男から奇妙な風船が付いたゴムホースらしきものを受け取る
と、ずんぐりとした形の先端部分を手早く瑞希の菊門に押し込む。
「ううっ・・」彼女は圧迫感に声を上げるがそれ程の苦痛は感じない。
どうやら男達は事前にワセリンを塗っておいたらしい。「これはバルーンカテーテルと言ってね、無理に
でも我慢してもらう為の道具なんだよ。」ニタニタと笑いながら解説する浣腸男は、ゴムホースの先に
付いていた風船状のポンプを握り、菊門に挿入されたバルーンを膨らませ始めた。
「くっ・・・」体内で異物が膨らんでいく異様な感覚に、瑞希は思わず苦悶の声を漏らす。
バルーンが菊門の内側一杯に膨らんだのを確認すると浣腸男はポンプの付け根にあるバルブを閉めて
作業を完了した。「これで君は我々が許可するまで絶対に排泄は出来ないのだ。」浣腸男が笑う。
(5)へ続く
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