新10 1-
251:品川くじら 5/3 0:1
アナル倶楽部(149)
翌朝から昔の仲間に連絡を取るため動きだす瑞希。
まずは幼馴染みの千堂和樹に連絡を取る。
だが不在であり和樹の悪友、九品仏大志に尋ねると最近一樹は猪名川由宇と
急接近して関西方面に活動の場を移したらしい。
(あいつ、温泉旅館の娘に逆玉狙ってるのかよ・・・)
これでは相談する事も出来ない。
大庭詠美は多忙で捕まらず、御影すばるは武道の修行で山篭りしているらしかった。
仲間に会う事も出来ないストレスから、ふて腐れてベッドに寝転び、股間へ手を伸ばしてしまう瑞希。
枕元では点けっぱなしのテレビがニュースショーを垂れ流している。
暗い感情にくぐもった瞳は虚しく部屋の内装を眺め、またパジャマのズボンを降ろして
指先は昨晩の自慰で花蜜が染み込み湿り気を帯びた白いパンティーのクロッチ周辺をまさぐるのだ。
布地の上から秘裂を擦(こす)り、強い反応がある場所を探り当てると、指先を強く押し付け軽く捏ね始める。
「...ぅ〜ん.....私、こんな事ばかりやってたらダメになっちゃう.....」
自堕落な生き方への転落を恐れる彼女だが、ストレスから逃れる為に官能で誤魔化そうとしているのも事実だ。
指先の動きに緩急をつけて花芯をもてあそべば深淵から花蜜が湧き上がり下着を濡らす。
(あぁ、熱い...体の芯が燃えるように熱いよ...私、溶けちゃいそう.....)
脳が痺れるような快感は瑞希から浮世の憂いを忘れさせてくれた。
その時、ニュースショーは「長谷部彩さん失踪事件」を取り上げていたが、
桃源郷を彷徨(さまよ)う瑞希の意識にはまったく届かなかったのである。
果たして瑞希の魂を救済するものは何か。
(150)へ続く

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