新10 1-
2:品川くじら < 8/30 3:23
幼女屈辱医療(1)<<夏休み子供大会>>
夏の暑いある日、霧島聖女史は悩んでいた。
前夜、妹である佳乃と共にテレビを見ていた時の事だが、偶然、番組の内容が医療スペシャルで、「
白衣の天使24時」という看護婦が医療現場で奮闘するドキュメンタリーだった。
何事にも影響を受けやすい佳乃は、甲斐甲斐しく働く看護婦達の姿に感動し、自分も看護婦になりたい
と言い出してしまったのだ。それがいかに重労働であるかも知らずに。
聖女史は佳乃を諌める為に、「軽々しく決意する事ではない、一度経験してみれば判る。」と、言って
しまった。これで逆説的に佳乃に医療の現場を経験させると約束してしまったようなものだった。
佳乃は瞳を輝かせて「ほんと?私がんばるよ。」と答えて来た。
これで聖女史は後へ退けなくなった。
しかし考えてもみれば1日看護婦体験(そんなのあるのか?)をさせてくれる病院の心当たりがある訳
でも無く、どうすれば佳乃との約束を守れるのか考えあぐねていたのだ。
(・・・素人である佳乃に来院患者への看護をさせるわけにもいかないし・・)
ここは健康体の相手を使って、看護婦ごっこでお茶を濁すしかないか、という方向で構想がまとまる。
すると、看護婦ごっこの相手が必要になってくる。
それも被害を他所へ訴える事の無い相手が。
真っ先に思い浮かんだのは物言わぬ動物である野良犬「ポテト」だったが、
(私は獣医師ではないし、佳乃が経験したいのは人間相手だ・・・)
と、目標の変更を余儀なくされた。
(やっている事の内容が判断できる相手はまずい・・・。無知で物を信じ込みやすい相手はいないものか
・・・。)次第に発想が行き詰ってくる。
と、そこへ玄関の外から「にゃはは。ぴこはいつも元気だねぇ。」という女の子の声が聞こえてきた。
「ん・・・!!」聖女史の脳裏に何かが閃いた。
女史は声の主を確かめる為に玄関脇の窓を開けに行く。
(2)へ続く

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