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367:品川くじら 9/14 2:59
湯けむりレズリング(39)<邂逅の章>
押さえ込まれて利き手を封じられ、花芯を嬲られるハルヒだが反撃を忘れた訳ではない。
左手を伸ばして環の股間を狙おうとするも自分の体に密着した環の右太腿が邪魔になり届かなかった。
その間にも環の指先はリズミカルにハルヒの花芯を転がし続けている。
足を閉じようにも絡められた環の足が邪魔になって閉じる事が出来ないハルヒ。
強弱、緩急の差を巧みに利用した指技は、股間から脳裏へ電流が突き抜けるような快感をもたらす。
ハルヒは頬を紅潮させ呼吸を乱しながら瞳を潤ませた。
「ぅ.....ぅぅう...あぁ..ん.....ま、まだ..よ...このまま終わるわけには.....」
左手で環の右腕を払い除(の)けようともがくハルヒだったが、弟との格闘に
負けない腕力を持つ環の腕はビクともしない。
「そろそろ楽になっちゃいなさいよ、ハルヒ。」
口惜(くや)しげな表情を浮かべるハルヒの唇に、環は再び唇を重ねる。
柔らかな感触と共に流れ込んでくる甘い吐息にハルヒは総てを諦めた。
抵抗を続けていた左腕は既に力なく布団の上に投げ出され、高まる官能を表わすか
のように手で布団を掴む。
環は貪(むさぼ)るようなキスと花芯責めでハルヒをフィニッシュへと追い込んでいく。
もはやハルヒの全身の肌は紅生姜を思わせるほど紅潮し、限界が近い事を予感させる。
ビクッと一瞬、肉体を痙攣させた後、ハルヒの全身から力が抜けた。
環がそれに気付いてハルヒの体から離れると、ハルヒは視線を宙に泳がせながら荒い呼吸を繰り返す。
「勝負あった!後半7分、向坂環勝利!!」
レフェリー猪名川由宇の宣言で試合は終了した。
「ねぇ、ハルヒ、大丈夫なの?」
環は特設リングに転がったままのハルヒを気遣う。
(40)へ続く

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