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364:品川くじら 9/1 3:49
湯けむりレズリング(36)<邂逅の章>
ブラを掴んだままハルヒが後退(あとずさ)りすると、硬い布地に保護されていた
巨大な乳房がポロリと零(こぼ)れ落ちた。
「くっ、しまった!!」
噂では89センチとも言われるバストの露出に、さすがの環も動転する。
思わず両手で胸を隠す動作を取ってしまう。
その瞬間を狙っていたのか、ハルヒは踏み込んで環の両膝をがっしりと掴み、
左右に押し広げると相手の体に圧し掛かっていく。
なるほど長門と話していた作戦の内容はこれだったのか。
「みくるちゃんよりは梃子摺ったけどタマ姉もこうなったら形無しね。あんたの体を楽しませてもらうわ。」
満面の笑みで優位を誇るハルヒ。
だが環の切り替えの早さを侮(あなど)るべきではなかった。
胸を隠す事を諦め、両手でハルヒの両腕を掴むと自分の胸へ引き寄せる。
「!?」
予想外の動き、それも振り切れない強さで腕を掴まれて引っ張られた結果、
ハルヒの体は環の胸に向って倒れ込む。
巨大かつ弾力性に富む乳房がクッションになってケガこそしなかったが、動きが取れない。
環の手は、ハルヒの腕を離すと背中へ回り込みブラジャーのホックを弾いた。
慌てたハルヒは体を捩(よじ)って暴れ、ようやく環の腕を振り払う。
体を起して体勢を立て直そうと計るハルヒだが、相手に動きを読まれているのに気付かなかった。
起き上がるより一瞬早く環の手がハルヒのブラに伸ばされ、引き剥がしていく。
(37)へ続く

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