にく～

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277:名無しさん＠はにゃ～ん 9/2 3:11
まどか☆マギカif...Ⅵ（１４６）
「つまり、この世界には初登校当日の朝以前の時間が存在してないんだわ・・・。
誰が何の目的でそうしたのか解らないけど、初登校当日の朝、私が目覚めた瞬間に世界が発生したのね・・・。」
気付いた内容に愕然とする、ほむら。
ほむらは考えを切り替えて仲間たちのマゾ化を防止すべく家から飛び出し街へ向かう。
まず最初に姿を消した佐倉杏子に接触して悲劇を防ぐはずだった。
それが初登校当日に起きるべきだった、さやかとの再会や商業施設事件へのルートを変えてしまう。
つまりタイムパラドックスを発生させてしまったのだ。
そこで女神まどかが作った世界設定が狂った。
モニターから、ほむらの行動変容を見て驚く女神まどか。
「そんな・・・登校当日に、ほむらちゃんが他の仲間に出会う過去はどこへ消えたの！？」
その姿を見ながらキュウべぇは言う。
「無かった事になるんだろうね・・・君の作ったシステムの破綻だよ。」
「いったい、どうなるの！？」
「さあ、それは僕にも解らないよ。」
２人は更にモニターで、ほむらの様子の観察を続けた。
ほむらは走った。
駅前の飲食店やコンビニ、路地裏まで杏子の姿を求めて走り回る。
しかし夕方近くまでホテルのベッドで寝ている杏子の姿が昼間の街にある筈も無い。
同じ頃、美樹さやかは現れなかった、ほむらとの再会を果たせず、単身、商業施設事件でマミに再会した。
ここで二重にパラドックスが生じてしまう。
（１４７）へ続く

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