新10 1-
246:名無しさん@はにゃ〜ん 7/15 22:52
まどか☆マギカif...Y(121)
女神まどかの傍らで不思議そうに首を傾げるキュウべぇ。
「何故折角、魔法少女が勝てたのに世界を再構築するんだい?」
感情を押し殺した声で呟く様に答える、まどか。
「この世界を始める時の設定が『魔法使い、魔法少女いずれかの全滅でゲームオーバー』だったからだよ・・・。
今、考えれば変なルールだよね。」
「つまりどちらかが勝ちすぎない様にバランスを取る事で世界を永続化したかったんだね?」
否定的なまどかと違って、キュウべぇは好意的な解釈を行う様だ。
「この世界を存続する為のループ条件としては悪くないと思うよ。」
「でもほむらちゃん達が戦い続けるなんて可哀想。」
「もう彼女たちはゲームの中の存在で、戦う事にしか意味は無いんだよ?同情する必要があるのかい?」
「だって女の子が恋もおしゃれも捨てて戦いに生きるなんて残酷だよ。」
まどかの心には、かつての仲間たちへの同情と憐嬪があった。
その良心の呵責が彼女の心を苦しめているのだ。
「じゃあ聞くけど何故、魔法使いの存在を設定したんだい?」
問いかけるキュウべぇ。
「それは・・・魔法使い達が可愛そうな男の人達の意識が作り上げたものだって言うから・・・。」
苦し気に言葉を選んで答える、まどか。
かつてキュウべぇに聞かされた魔法使いの正体と成り立ちを気にかけていたのか。
「そう。魔法使いは恋愛すら出来ない世相に鬱屈した若者達の精神エネルギーが具現化したものさ。
性欲を満たす為にのみ行動し、留まる所を知らない。そんな彼らが魔法少女と同じ世界にいれば戦いになるしかないよね?」
(122)へ続く

ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)